僕が弁護士になった理由
弁護士の原英彰です。
3連休の初日でしたね。
みなさんいかがお過ごしでしたか?
僕は,特に予定も無く,ブログをつづる日々です。
さて,今回は,僕が弁護士になった理由を書きます。
人が弁護士を目指す理由って,いろいろあると思います。
困ってる人を助けたいとか,親が弁護士だからとか,お金がもうかりそうだからとか・・・
ちなみに,僕が弁護士を目指したのは,
女の子にモテると思ったからです。
女の子にモテると思ったからです。
大事なことだから2回言いました (`・ω・´)
僕が通っていた高校は,女子の数が少ないうえ,僕自身もパッとしない高校生だったので,全然モテませんでした。
勉強もあまり好きではなかったので,たいした実力もなく,受験した大学は立命館大学の1校を除いて,全て落ちてしまいました。
ちなみに,立命館大学の試験結果は,合格最低点でぶっちぎりの最下位合格でした。
とはいえ,なんとか大学生になれたので,僕は,いわゆる大学デビューをしてやろうと思いました。
まあ,大学デビューとか言っちゃうあたり,もはや失敗が目に見えてるのですが・・・見事に失敗しました。
おお,この女子からの相手にされてなさ加減・・・
大学女子こええ・・・(´Д` )
そんなデビューに失敗した1年生の春,僕は弁護士の授業を聞く機会を得たのです。
法学部に入ったのは,ほんとにたまたまで,弁護士という職業を知らなかった僕にとって,その弁護士の語る仕事内容,着ているスーツの高級感,ルックス,全てがかっこよく見えました。
何より,横に座ってる女子の目が輝いとるがな!Σ(゚Д゚;)
弁護士になれば,モテるに違いない。
俺の人生は変わる!
いや,変えてみせる!( ゚Д゚)
そんな決意をもって,僕は弁護士を目指したのです。
司法試験受験を決心して以降,僕の勉強時間は1日12時間以上,電車で移動してるときも,トイレにいるときも,ひたすら司法試験の勉強をしてました。
盆暮れ正月に勉強するのは当たり前です。
受験仲間から僕に与えられたあだ名は「虚無僧」。
ひたすらストイックに勉強をしました。
そう,全ては,「女の子にモテる」という煩悩を果たすため。
煩悩を果たすために,一切の煩悩を絶つことが出来るんですから,人間って不思議なもんですねえ・・・( ^ω^)
結果は,3年生のときに択一試験合格,論文試験は合格点に0.95点足りなくて不合格(古いほうの司法試験は,択一,論文,口述試験に分かれており,論文試験が1番難しく,天王山とされていました),
4年生のときに司法試験に合格しました。
あと,その副産物として,大学の卒業式では,法学部の卒業生総代というものになりました。
みなさん,僕の「弁護士になって女の子にモテたい」という動機を見たとき,バカにされたかもしれません。
しかし,その動機でこれだけがんばれるのですから,あながち「煩悩」というものもバカにできるものじゃありません。
「煩悩力」という本でも書こうかしら。
さて,いかがだったでしょうか。
記事が長くなってしまって申し訳ありませんでした。
しかし,最下位で入学して,かつ大学デビューに失敗した人間が,司法試験に受かって,卒業生総代ですよ。
我ながら,感動的なストーリーです( ;∀;)
しかし,この物語は,サクセスストーリーではありません。
悲劇なのです。
なぜならば,こんなにがんばって弁護士になったのに,いまだに僕は女の子にモテず,こうやって3連休を無為に過ごしているのですから・・・
\(^o^)/
大学1年生の僕に,「弁護士になったからといって,別にモテないよ!」ということを教えてあげたいです・・・(´;ω;`)
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