大人の食わず嫌い【その②:レーシングカート】
今回は,前回の「サバイバルゲーム」に引き続き,大人の食わず嫌い第2弾です。
今回は,モータースポーツその中でも特に「レーシングカート」についてです。
日本では,そもそもモータースポーツ自体がスポーツという認識がされていないのかも知れません。
世界に名だたる自動車メーカーが多数存在するにもかかわらず, これほど自動車などのモータースポーツ文化が発展していない国は珍しいのではないでしょうか。
特にヨーロッパでは,自動車やバイク,自転車などのレースが非常に盛んで モータースポーツで活躍する選手はヒーローです。
日本ではアデランスのイメージしかない中野浩一氏はヨーロッパでは
とても有名ですし,日本では名前も知られていない少し前にバイクレースで 活躍していた原田哲也選手などはイタリアでテレビCMにまで出たりしていました。
日本では,車やバイクが趣味というとすぐヤンキーか走り屋扱いをされてしまい, 車離れもあって最近でこそ少し復活していますが,国産のスポーツカーというものも ずいぶん減ってしまいました。
モータースポーツについても,かろうじてF1はまだフジテレビのおかげで報道されていますが, それ以外はほとんど報道すらされず,関心も持たれていません。
日本では,自動車はあくまで移動手段であり,便利で楽であればあるこそいいとされ, 運転が樂で社内装備が充実したミニバンやワゴンばかりが街を走っています。
日曜日などに車に乗っていると,いわゆるサンデードライバーという休みに少ししか 車に乗らない人が多く,あまりうまくない運転(運転に集中していない運転) をする車が非常に多いことに驚きます。
私は,1トン以上もある鉄の車を高速で走らせるのに,便利なツールとしてだけ考えて片手間で運転をすることはとても危険だと思っています。
そんな方には,運転の原点を知ってもらうためにも,是非レーシングカートを体験してもらいたいです。
「レーシングカート」とは,レーシングカーを小さくしたような小型のカートを走らせるものです。
遊園地などにある「ゴーカート」より,スピードが出るようになっています。
レーシングカートは,モータースポーツの登竜門で,F1レーサーもほとんどがカート出身です。
アクセルとブレーキ,それにハンドル操作だけですので,純粋に運転を楽しむことができます。
初心者用は時速60キロくらい,本格的なものでは時速100キロ以上出ます。
これで小さい車両で地面すれすれに走るので体感速度は場合によっては200キロ近くとも言われます。
カートは,当然車のレースですから,早く走ることが目標です。
速く走るためには,うまくライン取りをして,ブレーキやアクセル操作を適切に行う必要があります。
現代の車と違って,ABSや横滑り防止装置なども何もないので,
急ブレーキや急ハンドルをするとスピンをします。
危険はないわけではないですが,適切に行えば危険は大きくありません。
そうやって運転の基本中の基本を学ぶことは,車がどうやって挙動するのかを身をもって知ることができ,大きな車に乗ることの危険性も知ることができます。
そして何より,うまく走って速いタイムが出ると楽しいです。
なかなか取っつきにくいかも知れませんが,カートレース場にはたいていレンタルカートで初心者向けのものが用意されていますので,
一度体験されてはどうでしょうか。
関西近辺では以下のカートレース場などでカートを楽しむことができます。
舞洲インフィニティサーキット(レンタル専用コース)
たからづかカートフィールド
北神戸サーキット
スポーツカート阪奈
琵琶湖スポーツランド
ドリームサーキット
多彩ですー。
「ザ・男の趣味」って感じです。
つなぎ(?)やヘルメットへのこだわりなんかも、みなさんお持ちなんでしょうね。
女性でも…
小島先生
男の趣味ってイメージがあるかも知れませんが、サバイバルゲームもカートも女性でも楽しめますよ。
特にサバイバルゲームについては、最近は若い女性が非常に多くなってきています。
カートも下の写真の先頭を走っているのは女性ですよ。
小島先生も是非!
ちなみにカートは私は気軽に楽しむだけにしているのでつなぎとかは買っていません。
ヘルメットはバイクに乗る際に使っていたオリジナルペイントのですが。
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