弁護士の仕事とは…
このブログを書こうと思ってふと考えてみたんですが、
最近いわゆる「裁判」で裁判所に行っていないことに気づきました。
弁護士の仕事といって皆さんがイメージされるのはやはり「裁判」だと思います。
しかし、弁護士の仕事はそれだけではありません(仕事といえるかどうか分からないものもたくさんありますが…)。
最近の私の予定だけで見ても、最近は2週間以上いわゆる「裁判」をしていません。
もちろん、弁護士は通常たくさんの裁判案件を抱えているので「裁判」のための準備や打合せは毎日のように行っています。
私の話に戻せば、ここ1週間は企業調査の仕事でほとんど東京に行っており、そこで軟禁状態になっていました。
その期間中、東京で「スポーツ仲裁」というスポーツの紛争に関する裁判のようなものも行いました。
裁判所に行くこともありましたが、いわゆる「裁判」ではなく、遺言書を裁判所の立会いのもと開封するという遺言の検認という手続だったり、破産手続に関係して裁判所に行くというものだったりであり、いわゆる「裁判」ではありませんでした。
それ以外には、弁護士同士の研究会や弁護士会の委員会、雑誌の取材に弁護士だけの劇団による劇…とおよそ普通の人が想像する「弁護士」とは違う仕事ばっかりをしていました(「劇」ってなんやねん?!とか気になる点もあるかと思いますが、詳しい個別の内容はまた後日のブログにゆずります。)。
それに私はライフワークとして「法教育」という、弁護士が学校に行って授業をするということもやっていますので、その関係で学校に授業をしに行くこともありますので、ますます何が本業か分からなくなってしまっている状態です。
私の場合は、普通の人と違うことがしたいとか、何かおもしろいことがないかというのを常に考えているので、これが一般的な弁護士像ではなく、他の多くの弁護士は日々まじめに「裁判」に取り組んでおられると思いますが、こんな弁護士もいるんだよということで最近の私の仕事を紹介させて頂きました。
あ、もちろん私も基本的には”まじめ”に仕事をしています。
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