2010年5月18日 (火)
過疎地派遣希望弁護士
「弁護士過疎」
という言葉,ご存じでしょうか。
その字の如く,弁護士がいない地域ということです。
日本弁護士連合会が,法テラスに先駆けて弁護士過疎地に弁護士を派遣しよう,というプログラムがもう10年ほど前から始まっています。
私は,弁護士過疎地域へ派遣を希望する弁護士として,
現在大阪の事務所で「養成」を受けています。
何が普通の弁護士と違うのかというと,研修を別枠で設けて頂いていたり,
まだ経験していな事件を割り当てていただいたりといったところです。
弁護士過疎地域では,自分がひとり所長としてやっていかねばならないため,
色々な経験を積んでおかねばらない,という趣旨です。
大阪の「養成」体制は,他の地域よりも手厚い,ととても評判。
ここでも大阪の人の温かさを感じます(笑)
さて,私たちが受ける研修には様々なものがありますが,
先日,東京で裁判員裁判に関する研修がありました。
大阪の養成弁護士は,予定の合間を縫って,出張です。
裁判員裁判の研修。
普段法律とかかわらない一般の方々に,
短い時間でいかにわかりやすく事件の内容などを伝えるか。
仮想の事例でやってみると,これが簡単なようで,難しい。
弁護士もいろんな努力,しています(笑)
明日19日朝,NHKの「おはよう日本」で裁判員制度の特集があり,
私たちが受けた東京での研修が一部放映される予定です。
(午前7時30分前後)
若手弁護士の力戦奮闘する様子,どうぞご覧下さい!
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