決定!! 取調べの可視化川柳大賞!!
2月9日(土)午後1時から,大阪弁護士会館2階ホールで,
「決定!! 取調べの可視化川柳大賞!! ~市民の皆さんと考える,取調べの在り方~」
http://www.osakaben.or.jp/web/event/2013/130209.pdf
が開かれます。
応募総数1388首!! 全国300万人?の川柳ファンから寄せられた川柳から,NHKドラマでもおなじみ,落語家・桂吉弥さんらが厳選した入賞作が発表されます。桂吉弥さんのおもろい審査評もたっぷりと。
さらに,時事ネタを得意とする社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」による取調べネタのコントライブまである盛りだくさんの内容で,入場無料,事前申込み不要。
さて,栄えある大賞作品は・・・
被告人の防御権を守る訴訟が始まります
あいつの尋問の日が迫ってきた。
私を「一緒に罪を犯した犯人」と名指しして,共犯に引きずり込んだあいつの嘘を,法廷で暴かなあかん。
あいつの証言は,この証拠とも,友人の証言とも矛盾する…
法廷で矛盾を指摘すれば,あいつはしどろもどろになるはず。
そんなヤツの言うことなんか,裁判官は信用できるわけがない。
私が犯人,というあいつの証言の信用性が崩れるんや。
そうしたら…
弁護士さん,頼むで。
「検察庁の者です。あなたと弁護人の打合せメモを押収して捜査資料にします」
ちょっと待て!!
そんなもん検察官に読まれたら,あいつの嘘を暴く俺の作戦が筒抜けやないか!!
あいつはきっと,検察官と打合せして,私や弁護士さんの追及をかわす言い訳を準備する。
先に手の内を全部知られた私が,どうやってあいつの嘘を暴けるんや…
私は,あいつの嘘のせいで,犯人にされてしまうんか。
『それボク』!!!
2012年4月5日午後3時,皆さんもご存知の周防正行さんの監督・脚本作品
「それでもボクはやってない」
の特別上映会を行います。
http://www.osakaben.or.jp/web/event/2012/120405.pdf
満員電車で痴漢の疑いをかけられ,逮捕されてしまった金子徹平(演:加瀬亮)。
必死で無実を訴えるものの,警察官,検察官,そして裁判官は…。
冤罪を訴える実際の痴漢事件をいくつも取材した周防監督が,我が国の刑事司法に対するメッセージを込めた名作です。
無料です!!
話術の妙
先日の夜,和解書を書いていると,大学時代の友人から電話がありました。
「今,淀屋橋にいるんだけど…」
???
都内在住・在勤の彼が,なぜ平日の夜9時半に淀屋橋に?
…って,出張だっただけなんですが。
ともあれ久々の再会,連れ立って北新地に繰り出しました。
向かったのは,やはり大学時代の別の友人がマジックショーをやっているバーです。
当時から,講義の合間に(時には講義中にも)テーブルマジックをいろいろ披露してくれる彼ではあったのですが…
やっぱり,プロのマジシャンはすごいですね。
しかも,ライブは,テレビで見るのに比べて面白さが150%アップ。
世間は狭い
先日、府内某所で食事をしていたときのこと。
初めて来たお店なのに、働いている方に見覚えがある。
でも、お名前は思い出せない。
誰やったかな、どこでお会いしたかな…
最近、こういうど忘れがよくあります。
よくありすぎて、ときどきヘコみます。
しばし悩んだ末、同伴者が話しかけて、ようやく判明しました。
私が過去に担当した裁判で、裁判員を務めておられた方でした。
お名前が思い出せないのも当然です。
法廷では、あくまで「裁判員◯番さん」で、そもそもお名前知らないですから。
それにしても、まさかこんなところで再会するとは。
先方は気づいておられなかったようで、お互いびっくりです。