2017年3月21日 (火)
司法修習生
2月末から、当事務所に司法修習生が来ています。
司法修習生とは、
弁護士や検察官、裁判官になる前の段階で
実務の知識や技術を学んでいる立場
と言えるでしょう。
実務家に付いて実際の実務を経験します。
弁護修習では、文字どおり弁護士に付いて歩きます。
司法修習生は、司法試験に合格していますが、
この後、約8ヶ月後に行われる
司法修習生考試(いわゆる「二回試験」)
に合格して、
晴れて、実務家になる資格を得ます。
私自身、今年初めて司法修習生を受け持つ担当となりました。
まだまだ勝手が分からないところもあります。
また、かつて自分も同じ修習生という立場にあったはずですが、
大阪修習ではなかったこと、
当時とはスケジュールも変わっていること、
などもあり、戸惑うこともあります。
そうは言っても、はや1ヶ月経過。
依頼者の方のご都合もありますので、
司法修習生に何をどこまでを経験してもらえるかはありますが、
出来るだけありのままの弁護士の仕事を見てもらい、
少しでも充実した修習にできればと思っているところです。
懐かしいですね
修習生をみると、自分もかつて修習生であったと懐かしく、あのとき見聞きし、触れたものが法曹としての基盤になっていると思います。自分もお世話になった恩返しのようなところは否定できず、できるだけ経験を積ませてあげたいと思う弁護士さんも多いはずです。議論は色々あれどいい制度だなぁと思います。
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