日本酒の世界進出における弁護士の役割について
昨日,三連休最後の文化の日に,「神戸どうぶつ王国」に妻と子供と一緒に遊びに行った帰り,灘の酒蔵「神戸酒心館」にある料亭「さかばやし」を訪れました。JR石屋川駅から徒歩圏内と,まずまずアクセスしやすい場所にあり,日本酒3種飲み比べに懐石料理を頂いて,大人1人5000円程度と,コストパフォーマンスも良く,かなりお勧めです。
日本酒3種飲み比べは,大吟醸から始まり,純米酒,最後は純米生酒と,ちょうど料理の進行にあわせて徐々に風味豊かなものが出てくるようになっており,さすが蔵元が運営している料亭,と感銘を受けました。
ところで,国税庁が公表しているデータによれば,昨年の日本酒の輸出額は105億2400万円で,10年前に比べて約2.7倍に増えているそうです。
昨年,安倍首相は,ロシアのプーチン大統領の誕生日に日本酒「獺祭」とぐい飲みを贈ったそうですが,「獺祭」の蔵元である山口県の旭酒造は,世界17か国,500以上のレストランに製品を販売しており,同社の生産量は10年前の10倍に上っているとのこと。
海外に製品を輸出するということになると,当然,契約を結ぶことになりますね。また,輸出先で日本酒の銘柄の名称やラベルに付したマークの保護を受けるためには,その国の商標法や不正競争防止法を確認する必要もあります。それには,やはり,知的財産法に精通し,英文契約書の作成などにも長けた弁護士が不可欠でしょうね。
ということを考えると,何となく,弁護士かつ弁理士かつ元翻訳者である私にぴったりの仕事が,日本酒の世界進出のお手伝いであるような気がしてきました。もしこのブログを蔵元の関係者の方が読んでおられましたら,ぜひご連絡頂きたいと思います。何なら,弁護士報酬は現物支給でも可です(笑)
ぴったり!
マッチングがうまくいくことをお祈りしています!
私も酒心館に行ったことがありますが、お酒がのめないので、なんだか雰囲気で酔っぱらってしまいました。
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