チリの希望、アメリカの失望
今、日本の裏側で、ゆっくりと、でも着実に命の確認がなされています。
チリの落盤事故で閉じこめられた作業員の方々が次々と救出されています。
本当によかったですね。
この70日間、閉じこめられたご本人も、その家族の方々も、本当に大変な思いをされていたことでしょう。
でも、彼らは決してあきらめず、常に「希望」をもって無事生還できることを信じていました。
そして、その「希望」が現実となった彼らは、喜びを体いっぱい表現しています。
単純に「すごい」と思います。
自分なら、早い段階で「絶望」し、幸い助かったとしても、喜びを表現する余裕すらなく、ぐったりと崩れ落ちるだろうと思います。
今日中には全員が救出されるようです。
遠い地球の裏側から、彼らの生還を祈りましょう。
反面、とても残念なニュースを耳にしました。
ジャネーの法則
まだまだ日中は半袖でもいけそうな陽気ですが、朝晩はずいぶん涼しくなりました。
それもそのはず、気づけばもう10月です。
これから年末にかけて、「ずいぶん涼しくなりましたねぇ。」と同じく無難な挨拶として使用される言葉に「もう年末ですね。1年が経つのは早いですねぇ」という類の言葉があります。
自分でも1年が経つのは早いなぁと感じることもありますが、決まって年長の方と話をしていると、そういうことをよく聞きます。
歳をとるにしたがって1年が経つのが早くなるということもよく聞きます。
当然、誰にとっても1年1か月1時間1分1秒は同じであり、その時間の長さに差が出るのは相対性理論の世界にならない限りあり得ません。
でも、確かに歳をとればとるほど昔より1年が早い気はしますよね。
では、誰にとっても同じはずの時間が、歳をとると早く過ぎると感じるのはどうしてでしょうか。
これをまじめに研究して法則として提唱した人がいました。
祝 新聞協会賞受賞
ノーベル化学賞に日本人二人の受賞が決まったとの報道と共に、大阪司法記者クラブ加盟の朝日新聞が、大阪地検特捜部証拠改竄疑惑の一連の報道で新聞協会賞受賞追加決定との報道がなされていました。
広報委員会の委員や弁護士会の役員を務めていた関係もあって、司法記者との付き合いはいつの間にか長くなりました。しかし、その間、大阪の記者が新聞協会賞を受賞したとの報には何度か接したものの、司法記者クラブの記者が中心の報道で受賞したとの報は久しくなかったはずです。
他の記者クラブも似たり寄ったりなのかもしれませんが、裁判所内にある司法記者クラブの部屋はさほど大きくありません。隣の部屋との境は薄い仕切り一枚。隣の声を聞こうとしなくても聞こえるような環境の中、加盟各社の記者が肩を寄せ合うがごとくひしめきあいながら、日々抜きつ抜かれつの仕事をされています。
手帳のこと
10月に入り、書店や文房具店では、手帳コーナーの品揃えが充実してくるようになりました。
1年間ずっと持ち歩くパートナーですから、手帳選びは、重要です。
みなさんはどんな手帳を選ぶのでしょうか?
私が見る限りは、弁護士は多くの人が
「弁護士日誌」や「訟廷日誌」
を使っているように思います。
これらは、弁護士協同組合が発行している手帳です。
ただの黒表紙の何の面白味もない手帳なのですが、
見開き1週間のセパレート式で、
時間・裁判所・部係/法廷・依頼者・相手方を書く欄があるので、
裁判の期日の予定を書き込むのに便利なのです。
最近は、iPhoneを筆頭に携帯でスケジュール管理をする方も多いですね。
もちろん、敢えて「弁護士日誌」や「訟廷日誌」を使わず、見目麗しい手帳をご使用のこだわり派の方もいらっしゃいますが。