五山送り火
一昨日の16日、京都では五山の送り火(大文字)が催されました。
京都で生まれ育った私にとって大文字は、夏の終わりを飾る欠かせない行事です。花火の様な派手さはありませんが、夜空に向かって文字が浮かび上がる景色は荘厳でいつも胸に訴えてくるものがあります。
今年は帰宅途中の出町柳で大文字を見ることができました。
出町柳は地上から大文字を見ることができる人気のスポットです。
出町柳からの大文字
実際に目で見るともっと大きく見えます
このかけがえのない景色、ずっと変わることなくあるといいな・・・
ヒールマーク
事務所開設から2か月以上が経ちました。
事務所のエントランスだけはタイル張り風になっていますが、そこにヒールマーク(黒い靴底のすり跡)が目立つようになってきました。
もちろんまめに掃除しないといけないのですが、このヒールマークを消す作業は結構大変です。
実は、僕、4年前のちょうど今ころの時期にヒールマークと戦っていたことがあります。
06年の5月に新司法試験を受験した後、9月の最終合格発表、11月の司法修習生としての採用までの間はロースクール生でも何でもない無所属、無職の状態におかれます。
その間も不合格の場合に備えて勉強は続けるのですが、貯金を切り崩したり親の仕送りに頼れるのでなければ生活費を工面できませんので、その時期に生まれて初めてアルバイトをしてみることにしたのです。
常識
全然やせず,むしろ体重が微増傾向にある内田です。
先日,妻と三重の実家に帰省しました。
早朝に家を出たのですが,やはり数十キロの渋滞に巻き込まれてしまいました。
妻と二人で「しょうがないね」と言いながら,車が進むのを待っていたところ,
僕の数台前の車が,突如渋滞の列から外れ,登坂車線を走りだしました。
渋滞のときにはよく見る光景です。
常識のない人だなぁと二人で話していたところ,堰を切ったように渋滞の列を外れ,登坂車線を走る車が続出しました。
夢の値段
毎日暑い日が続きますね。
さて、みなさま、今日が何の日かご存じでしょうか?
長崎の日・・・いえ、それは昨日です。
ポッキーの日・・・いえ、それは11月11日です。
私の誕生日・・・いえいえ。一年で2回も年をとりたくはありません。
そう、今日は、なんと、記念すべき!
私が億万長者になる日です。
私は、(ほぼ)毎回、3人の野口英世と引き替えに、夢を買っています。
これまでは、せめて300円・・・
という貧乏性的発想で、連番で買っていましたが、
結局300円当選しても、交換に行くのを忘れて、期限切れになってしまうんですよね。
17才の君へ
家庭裁判所に家事調停に出かけたところ,高校の時の担任の先生と偶然お会いした。
生徒の少年審判にいらっしゃったらしい。
僕も事件こそ起こさなかったが,10年前はこの先生にいろいろと心配されていたのに,
いまや自分が17才の少年のことを心配する立場になったのかと思うと,なにやらむずがゆいものを感じた。
いま,2件の少年事件を受任している。
もう僕も27才だ。
だから,本当の意味で彼らの気持ちになることはできない。
一生懸命,17才の自分を思い浮かべて,
彼らの気持ちを「分かった気になる」しかない。
所詮「分かった気になる」だけだとしても,
真剣に自分のことを理解しようとしてくれる大人がいるだけマシだ。
僕は自分でそう思いこむことにしている。
17才というのは,本当に大変な年齢だ。