株主総会
株主総会に行ってきた。
・・・といっても,その会社に関わっている弁護士としてという訳ではなく,単に一株主として議決権を行使するために参加してきたというだけである。
「平日に仕事しないで何をやっているのか。これでは『弁護士の放課後』などではなく『弁護士のズル休み』ではないのか。」だって?
弁護士は,会社から株主総会の手続について違法性がないかどうかアドバイスを求められることがあるし,会社の社外役員(いつかはそうなりたいものですが・・・)として株主総会に参加することもあるだろうし,株主である依頼者から少数株主権の行使(臨時株主総会の招集等)についてアドバイスを求められることもある。
したがって,株主総会の運営を見ておくことは,「弁護士の課外授業」といっても良いくらいなのである(まあ,総会参加者に配られるお土産目当てでもあることは否定しませんが・・・)。
国家とは
今回はドラマのことを書こうと思います。
先週あたりで春のドラマは大体終了しましたが、私は、いつものとおり、色々なドラマを見ておりました(笑)。
別にドラマの法律監修をしているからドラマを見ているわけではなく、純粋にドラマが好きなのです。
「あなたのことはそれほど」、「CRISIS」、「リバース」、「小さな巨人」と、なかなか見ていて面白かった作品が多いように感じました。
その中でも「CRISIS」は、国家とは何ぞやということを突き付けていて、見応え満載でした。
「この国の未来のために」とテロに走る少年たち、その少年たちを抹殺する国家、国家に都合が悪いことは全てもみ消して国家組織、「自分には子供は2人いる。1人くらいいなくなっても問題はない(1人が国家のための犠牲になることは厭わない)」と話をする総理大臣
国民一人ひとりよりも国家という抽象概念や組織、体面を保つことに国家の存在目的があるということなのであれば、国家とは何なのでしょうか。
Sweets Day
ブロガー担当2年目になりました。今年度も宜しくお願い致します。
いつもあまり業務のことは書いていないので、今回も例に漏れず、業務外のことを書こうと思います。
私の所属する事務所では、3か月に1回程度、「Sweets Day」というイベントを開催しています。
大層な名前ですが、普段はなかなか手が出ないような高級スイーツや今話題のスイーツ、季節のスイーツなどを用意して、金曜日のおやつタイムに事務所全員で集まって食べるというだけの所内イベントです。
秘書やパラリーガルを含めると事務所全体では女性の方が多いので、毎回きゃーきゃー言いながら楽しんでいます。
法律相談で気をつけていること
弁護士の仕事はいろいろありますが、典型的なものとして法律相談があります。依頼者から話を聞いて、法律的なアドバイスするわけですが、プロセスとしては大きく二つの部分に分けることができます。
一つ目は、依頼者の話を聞いて、こちらが要点を把握し、どういう点に問題があるのかを理解することです。
以前から知っている方から相談を受ける場合、その人の立場や家族構成など、ある程度の情報を知っているので、比較的問題点を把握しやすいのですが、弁護士会の法律相談などのように、初対面で話を聞く場合は問題点の把握はかなり難しい場合があります。しかも時間が限られている場合も多いとあってはなおさらです。
よくあるパターンとして、相談者が、登場人物の紹介を長々とされることがあります。これは聞かされる側にとっては結構大変で、もうちょっと端的に登場人物が何人でそれぞれどういう立場なのかを説明してもらえないかな、と思うことがあります。
「オン」と「オフ」の切り替え
こんにちは、弁護士の永榮(ながえ)です。
本ブログへの投稿は3回目です。
1年ほど前にはじめて投稿した時は「弁護士と自治体職員の二足の草鞋(わらじ)を履いています」と自己紹介しました(みなさん、覚えていますか?)。
自治体職員としての勤務も4年目に突入。弁護士登録して7年目なので、弁護士になってから約半分は「二足の草鞋」状態です。
そんな私の最近の悩みは、「オン」と「オフ」の切り替えがうまくできないこと。
週2回は役所で終日勤務。それ以外は通常の弁護士業務をしていますが、どうしても弁護士として仕事できる時間は(他の弁護士と比べると)少なくなります。
役所での勤務が終わった後に事務所へ戻って仕事したり、土日に仕事することも増えました。
もともと要領がいい方ではなく、効率的に時間を使えず、最近はずっと「オン(仕事)」モードが入っている感じがしています…きちんと休むべき時は休んで、「オン」と「オフ」の切り替えがうまくできればよいのですが。