OSAKA BAR ASSOCIATION

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学習会
「裁判員制度の意義と具体的制度設計を考える」
―高木剛・司法制度改革審議会委員をお招きして―
[2002年2月5日]

 司法制度改革審議会が刑事裁判に「裁判員制度」を導入することを提案しました。それを受けて、内閣に設置された司法制度改革推進本部において、具体的制度設計が検討されますが、そのための検討会もまもなく始動します。検討は急ピッチで進められる予定ですが、市民参加の名にふさわしい制度にすべきであり、そのためには私達市民が常に注視し、具体的意見を提案していかなければなりません。

その前提として、審議会でどのようなことが議論され、審議会の意見はどのような制度設計を想定しているのか、また積み残された課題は何なのか等についてきちんと踏まえて発言する必要があろうかと思います。

 そこで、陪審制度を復活する会では、司法制度改革審議会委員であった高木剛・連合副会長をお招きして、別紙の要領で、「裁判員制度の意義と具体的制度設計について考える」と題する学習会を開催することにしました。

ご承知の通り、高木委員は、審議会において常に市民の立場からの発言を行い御活躍されましたが、特に裁判員制度では、できる限り陪審制に近い制度にするという趣旨から、市民のみの評決による「独立評決制」を提案されました。

 高木氏のお考えを聞きながら、あるべき国民の司法参加の姿について考えようと思っておりますので、多数の皆さんの御参加をお待ちしております。


日  時 2002年3月9日(土)午後2時〜5時
場  所 東興ホテル会議室
大阪市北区南森町1−3
(地下鉄谷町線「南森町駅」2番出口上)
電  話 06−6363−1201
会  費 無 料(参加自由)
問合せ先  陪審制度を復活する会事務局
樺島法律事務所内(担当:豊谷・河野)
電  話 06−6365−1847/FAX 06−6365−1822


<次  第>
13:30 開場
14:00 開会
14:15
〜15:15
挨 拶  石松竹雄(代表世話人)
講 演  「独立評決制の考え方・審議状況と今後の課題」(仮題)
高木 剛(司法制度改革審議会委員、連合副会長)
(休憩)
15:30
〜17:00
シンポジウム「あるべき裁判員制度の設計と陪審への道」
コーディネイター:
丸田 隆(代表世話人、関西学院大学法学部教授)
パネリスト:
石渡照代(速記官)/高木 剛/西村 健(弁護士)/森野俊彦(裁判官)
17:10 閉会

*終了後、懇親会を予定しております(実費要)

主催  陪審制度を復活する会
後援 大阪弁護士会
協賛 司法改革大阪各界懇談会

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