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捜査手続き等であまりにも配慮されてこなかった犯罪被害者の方々の問題について、近年ようやくクローズアップされてきています。
反面、犯罪を起したとされる被疑者について、昨今続くセンセーショナルな事件により、黙秘への非難、弁護活動への反発など、批判的な世論も多く上がっています。
時には、犯罪被害者と被疑者の権利を対比して、「被疑者の人権は保障されすぎている」、「もっと厳しく取調べて重罰化を」といった声も聞かれます。
そこで、刑事弁護委員会と司法NPO当番弁護士制度を支援する会・大阪の主催により、当番弁護士発足10周年記念集会を開催し、とても難しい問題である両者のそれぞれの人権保障の重要性について、あるべき姿を考えたいと思います。
多数のご参加をお待ちしております。
開催日時 |
:平成14年3月16日(土)午後1時〜5時 |
場 所 |
:大阪弁護士会館 6階ホール |
入場料 |
:無料 |
進 行:(予定) |
13:00 |
開 会(事務説明) |
13:10 |
開会挨拶 |
13:15 |
報 告「当番弁護士の意義説明と被疑者国公選弁護制度への今後の取組みについて」 |
13:30 |
報 告「大阪弁護士会における当番弁護士活動について」 |
13:45 |
講 演 片山徒有氏(無謀運転事故でご子息の隼さんを奪われた犯罪被害者) |
14:05 |
講 演 大谷昭宏氏(ジャーナリスト) |
14:55 |
休 憩 |
15:10 |
パネルディスカッション
「犯罪被害者の方々のために何が必要か、そして被疑者弁護の本当の意味とは」
進行;渡辺修氏(神戸学院大学 法学部 教授)
パネリスト;大谷昭宏氏、片山徒有氏、秋田真志氏(大阪弁護士会会員) |
16:30 |
閉会挨拶 |
【お問合せ先】
大阪弁護士会 委員会担当室 刑事弁護委員会担当事務局
住所:大阪市北区西天満2−1−2
TEL:06−6364−1227
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