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昨年6月に出された司法制度改革審議会の意見書において裁判員制度の導入が提言されました。これは、裁判官とともに一般市民が裁判員として審議に参加し判決を下すというもので、この制度が実現すれば戦争中に停止されたままになっている戦前の陪審制度以来、実に半世紀ぶりに市民が司法に直接参加することになります。
しかし、欧米等で既に長い歴史と実績を持っている陪審制度とは異なり、この裁判員制度は、まだ具体的な内容も定まっておらず、また多くの問題点が指摘されています。そこで私たちは、この裁判員制度を一度模擬体験してみようと考えました。裁判劇を観たあと、参加者全員が小グループにわかれて実際に裁判員・陪審員になって評決を行います。一緒に審議をする裁判官役は現職の裁判官や弁護士の方にお願いしています。
事件は、一旦逮捕され自白した被告人が、公判では犯行を否認してアリバイを主張します。
有罪か? 無罪か?市民(私たち)が決めなければならないのです。
事件(裁判劇)の概要
倉庫から出火し、住宅に燃え移って、住宅1戸が全焼しました。倉庫には火の気がなく、近くの木立から指紋のついたライターが発見されました。警察は放火事件と見て捜査し、ある男を逮捕して追及したところ、自分が放火したと自白しました。
ところが、起訴された後、男は、出火した時刻には、ある女性と会っていた、その女性に迷惑をかけられないので警察では放火を認めてしまったと、犯行を否認しました。 |
※参加費は無料です!
【裁判員・陪審員募集要項】
応募は、集会当日(5月18日〔土〕)12時半〜5時の間(時間厳守)、参加可能な方に限らせていただきます。
締 切 日 |
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2002年4月19日(金)(当日消印有効) |
お申込み方法 |
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郵送、FAX、またはメールで、お名前、ご住所、電話番号等をご記入の上、下記の方法でお申し込みください。 |
お申込み先 |
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郵送/〒530‐0047
大阪市北区西天満2‐1-2
大阪弁護士会委員会担当室
FAX/06-6364-0252 |
お問い合せ先 |
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大阪弁護士会委員会担当室
TEL. 06-6364-1227(おかけ間違いのないように) |
◆なお、応募者が200名を超えた場合には、抽籤とさせていただきます。裁判員・陪審員としてご参加いただく方にのみ、4月下旬に参加券を送らせていただきます。申し訳ありませんが、参加券が届かなかった方はご参加いただくことができません。
お名前 男・女 年齢 歳 ご職業等
ご住所 〒
TEL. FAX.
メールアドレス
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