OSAKA BAR ASSOCIATION

陪審制度を復活する会 主催 / 大阪弁護士会 後援
連続セミナー陪審制を学ぶ−
国民の司法参加としての裁判員制を問う
[2002年4月〜8月の第4土曜日]

2001年6月、司法制度改革審議会は意見書で「裁判員制」を提唱しました。この制度はしかし、市民が主体的に司法に参加するシステムとしては、陪審制に較べて非常に不十分なものです。日本では戦前に陪審裁判が行われていましたが、戦争の激化に伴って陪審法は停止され、そのまま現在に至っています。

裁判員制度とはどのようなもので、停止されている陪審制度との関係はどうなるのかといったことは余り議論されていないように思われます。

そこで国民の司法参加の歴史と意義をもっとよく知るために下記の内容で連続セミ
ナーを開催します。陪審制度を学ぶことは、どのような制度が私達にとって最もふさわしい司法参加のシステムであるのかを考え、これから本格的な制度設計が予定されている「裁判員制度」のあるべき姿へのヒントを与えてくれると思います。

このセミナーは、陪審制度について何の予備知識もなくても、裁判や司法に関心ある人なら誰でも参加できます。授業のあと、講師を交えて、クッキーとお茶を飲みながらの楽しい懇談の時間も用意しています。皆さんのご参加を心からお待ちしています。


日  程 2002年4月〜8月の毎月第4土曜日
(詳細後述)
時  間 13時開場、13時30分〜16時
場  所 プロボノセンター
大阪市北区西天満4−6−3 
第5大阪弁護士ビル3階
TEL 06−6366−5011
*但し、参加人数により変更する場合がありますのでご了承下さい。
会  費 1回500円
(クッキー代を含む。但し5回連続参加の場合1500円)
コーディネイター 石松竹雄(当会代表世話人、大阪弁護士会会員)
修了証 このセミナーに5回連続で出席された方には、「陪審制度学習修了証」を進呈致します。
申込み先 定員がありますので、申込み制とさせて頂きます。
〒530‐0047 
大阪市北区西天満3‐8‐13‐401樺島法律事務所気付  
陪審制度を復活する会事務局宛
(郵送・FAX・メールでお申込み下さい)
FAX 06‐6365‐1822
e-mail: m-aba@concerto.plala.or.jp

 内  容
  • 第1回(4月27日)
    「私たちは裁判所で何をするのか−陪審制度とはどのような制度か」
      講師:丸田 隆(当会代表世話人、関西学院大学法学部教授)

  • 第2回(5月25日)
     「陪審制度の歴史−日本の刑事陪審はどのようにして生まれたか」
      講師:太田雅夫(元・桃山学院大学教育研究所教授)

  • 第3回(6月22日)
     「市民の参加で裁判所はどう変わるのか」
      講師:森野俊彦(和歌山家裁判事)

  • 第4回(7月27日)
     「ビデオで考えよう陪審制度−『12人の優しい日本人』を題材に」

  • 第5回(8月24日)
     「国民の司法参加としての陪審制と裁判員制−私たちに残された課題」
      講師:西村 健(大阪弁護士会会員)

以上

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