2000年から2001年にかけて名古屋刑務所における受刑者死傷事件以来、拘禁施設における医療を含む処遇が問題とされ、本年3月31日、法務大臣の下、有識者による行刑改革会議が発足し、議論が進められております。
この度、国連拷問等禁止委員会の委員であり、また、医師として長年拘禁施設内の人権侵害問題に取り組んでこられたオーレ・ヴェデル・ラムスセン氏を招いて下記のとおり講演会を開催することになりました。同委員会の活動を知る上でも貴重な機会ですので、ぜひご参加ください。
記
日 時: |
平成15年10月21日(火)午後6時〜8時30分 |
場 所: |
大阪弁護士会館6階大ホール
(大阪市北区西天満2丁目1番2号
地下鉄・京阪「淀屋橋駅」から徒歩10分、
地下鉄・京阪「北浜駅」から徒歩7分、
JR「大阪駅」から徒歩20分) |
講 師: |
Mr.Ole Vedel Rasmussen (オーレ・ヴェデル・ラスムセル
氏)
デンマーク人、国連拷問等禁止委員会委員、ヨーロッパ拷問等防止委員会委員 |
テーマ: |
拘禁施設における査察機関の役割と
拘禁施設内の医療の改革について
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ラスムセン氏プロフィール:
Ole Vedel Rasmussen 医師。専門は外科と泌尿器科。「拷問の防止(DANIDA)」、「拷問被害者の社会復帰と研究のための国際センター(RCT)」、「拷問被害者の社会復帰のための国際協議会(IRCT)」のプログラムの医学コンサルタントを務める。また、拷問に反対する医学者のグループをアムネスティ・インターナショナルで共同で設立した。拷問に関する講演や論文も多数にのぼる。1997年よりヨーロッパ評議会拷問等防止委員会(CPT)のデンマーク代表、2003年より国連の拷問等禁止委員会委員。 |
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参加費: |
無料 |
参加方法: |
事前申込は不要 |
問合せ先: |
大阪弁護士会 委員会担当室 木場(こば)
TEL 06−6364−1227 |
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