「第10回大阪弁護士会人権賞」受賞団体が決定しました
本年度の第10回大阪弁護士会人権賞の受賞団体については、選考の結果、「社会福祉法人大阪児童福祉事業協会アフターケア事業部」、「性暴力救援センター・大阪【通称:SACHICO】」、「NPO法人介護保険市民オンブズマン機構大阪」の3団体に決定しました。
- 受賞団体
受賞団体(1)
団体名 「社会福祉法人大阪児童福祉事業協会アフターケア事業部」
事務局 〒543-0021 大阪市天王寺区東高津町12番10号
大阪市立社会福祉センター内 309号室
TEL06-6765-3400 FAX06-6765-3402
受賞理由 児童福祉施設等を退所した子どもの自立支援のため、居場所や就労先の開拓などのフォローアップなど献身的に尽力されており、今後は外国人と日本人との間にできた子どもに対する支援などさらなる活躍が期待されるため。
受賞団体(2)
団体名 「性暴力救援センター・大阪【通称:SACHICO】」
事務局 〒545-0051 大阪市阿倍野区旭町2-1-1-123
ウィメンズセンター大阪
TEL06-6632-7011 FAX06-6632-7012
受賞理由 医療機関や医師、弁護士などと連携して24時間体制で救護活動を行うなど新たな活動の発展を期待し、その活動の重要性が認められ、今後は外国人女性に対する支援などさらなる活躍が期待されるため。
受賞団体(3)
団体名 「NPO法人介護保険市民オンブズマン機構大阪」
事務局 〒537-0025 大阪市東成区中道3-2-34
TEL06-6975-5221 FAX06-6975-5223
受賞理由 介護サービスの向上に関心のある市民に専門研修を行い、市民オンブズマンとして介護現場に派遣する活動を通して、利用者と事業者との間にいっそうのコミュニケーションや理解を促し、施設におけるよりよい介護サービスの実現に寄与しておられ、今後は介護施設での活動とともに、これを支える法制と改善策に関する研究や研修活動への取組みが期待されるため。
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この賞の目的
人権擁護と社会正義の実現は、弁護士の職責です(弁護士法1条)。大阪弁護士会は、その役割を果すべく、公害・環境保全、消費者、女性、外国人、子ども、高齢者、障がい者、犯罪被害者、被拘禁者の権利等様々の分野にわたって、たゆみなく人権擁護活動を行ってきました。
しかしながら、社会には、本当に頭の下がる人権擁護活動をなさっている多くの方々がおられます。そのような方々に敬意を表し、手を携えて、個人の尊厳が守られる社会を共に作っていきたいと考えています。
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この賞は、次のような方を対象としています
以下の活動をされている個人、グループ及び団体(ただし、弁護士個人及び弁護士のみで構成される団体等は除きます。)で、近畿地区に住所、事務所または活動の本拠を置くもの。ただし、その活動が全国的または国際的広がりがあるときは、本拠地が近畿地区外であっても、近畿地区で活動を行っている場合は、対象となります。
- 子ども、高齢者、障がい者、女性、外国人、被拘禁者、犯罪被害者等社会的弱者の人権擁護活動
- 消費者問題、公害・環境問題等の分野における人権擁護活動
- 人権思想の確立のための実践、研究、啓発
- 国際的な人権擁護活動または研究
- その他諸分野における人権擁護に関する活動または研究
- 選考委員(敬称略 順不同)
武者小路公秀 反差別国際運動日本委員会理事長
渡辺雅隆 朝日新聞大阪本社編集局局長
時岡禎一郎 財団法人大阪府男女共同参画推進財団理事長
茂木洋子 関西いのちの電話理事
丹羽雅雄 本会副会長
南川和茂 本会常議員会議長
加藤高志 本会人権擁護委員会委員長
以上 |