「第12回大阪弁護士会人権賞」受賞団体が決定しました
本年度の第12回大阪弁護士会人権賞の受賞団体については、選考の結果、「大阪過労死を考える家族の会」に決定しました。
- 受賞団体
団体名 |
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「大阪過労死を考える家族の会」 |
事務局 |
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〒545-0051 大阪市阿倍野区旭町1-2-7
あべのメディックス2階202号
あべの総合法律事務所気付 |
TEL |
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06-6636-9361 |
FAX |
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06-6636-9364 |
受賞理由
世界的な不況が長引く中、我が国においても企業間競争がますます激しくなり、過労死が年々増加し、特に、大阪においては全国の認定件数の1割を占める状況にある。こうした状況を変えていくには、1企業、1個人の努力だけでは困難である。過労死遺族らが中心となって結成された同会は、こうした喫緊の課題について、「過労死防止基本法」の制定を求めて、署名活動、議員要請活動など精力的に取り組んでおり、こうした活動を高く評価したため。
- この賞の目的
人権擁護と社会正義の実現は、弁護士の職責です(弁護士法1条)。大阪弁護士会は、その役割を果すべく、公害・環境保全、消費者、女性、外国人、子ども、高齢者、障がい者、犯罪被害者、被拘禁者の権利等様々の分野にわたって、たゆみなく人権擁護活動を行ってきました。
しかしながら、社会には、本当に頭の下がる人権擁護活動をなさっている多くの方々がおられます。そのような方々に敬意を表し、手を携えて、個人の尊厳が守られる社会を共に作っていきたいと考えています。
- この賞は、次のような方を対象としています
以下の活動をされている個人、グループ及び団体(ただし、弁護士個人及び弁護士のみで構成される団体等は除きます。)で、近畿地区に住所、事務所または活動の本拠を置くもの。ただし、その活動が全国的または国際的広がりがあるときは、本拠地が近畿地区外であっても、近畿地区で活動を行っている場合は、対象となります。
- 子ども、高齢者、障がい者、女性、外国人、被拘禁者、犯罪被害者等社会的弱者の人権擁護活動
- 消費者問題、公害・環境問題等の分野における人権擁護活動
- 人権思想の確立のための実践、研究、啓発
- 国際的な人権擁護活動または研究
- その他諸分野における人権擁護に関する活動または研究
- 選考委員(敬称略 順不同)
武者小路 公秀 |
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反差別国際運動日本委員会理事長 |
阿 部 圭 介 |
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朝日新聞大阪本社編集局長 |
時 岡 禎一郎 |
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一般財団法人大阪府男女共同参画推進財団理事長 |
中 川 喜代子 |
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奈良教育大学名誉教授 |
山 西 美 明 |
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大阪弁護士会副会長 |
南 川 博 茂 |
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大阪弁護士会常議員会議長 |
島 尾 恵 理 |
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大阪弁護士会人権擁護委員会委員長 |
以上