今年の漢字
広報室長の桂です。
いよいよ年の瀬も押し詰まってきました。
昨年と同様の独自性・独創性に乏しい安易な企画で恐縮ですが、ここは一年の締めくくり、今年を少し振り返り、来年への活力とするため本年度理事者の皆様に今年の漢字一字を選定して頂きました。
漢検が主催する今年の漢字は「絆」でした。
日本国内では、東日本大震災や台風による大雨被害、海外では、ニュージーランド地震、タイ洪水などが発生。大規模な災害の経験から家族や仲間など身近でかけがえのない人との「絆」をあらためて知る。
人と人との小さなつながりは、地域や社会などのコミュニティだけでなく、国境を越えた地球規模の人間同士の「絆」へ。
SNSをはじめとするソーシャルメディアを通じて新たな人との「絆」が生まれ、旧知の人との「絆」が深まった。
また、国際社会ではいくつもの民主化運動が起こった。
一方、ワールドカップで優勝した、なでしこジャパンのチームの「絆」には日本中が感動し勇気づけられた。
漢検での応募者が「絆」を選んだ理由の概要です
http://www.kanken.or.jp/years_kanji/index.html
さて大阪弁護士会理事者の皆様は如何なる漢字を選定されたでしょうか。
皆様にとっての今年の漢字はいかがでしょうか。
最後に広報室でも今年の漢字を選定してみました。ご覧下さい。
中本会長
東日本大震災、原発事故と非情な情報が続くなか、世界の各地から、また日本中から愛情や友情のこもった支援が届けられました。この情に感謝し、情の漢字を選びます。
松本副会長
法曹養成制度や法曹人口問題を考えるにつれ、法曹の「質」とは何かを考えさせられた年でした。
増市副会長
アワただしい1年でした。アワや恐コウ状態に陥りそうになったこともあり、
アワてて、アワ食って、アワわわわわ…。
えっ、違う字が交じっている? この原稿も「慌」ですね。
辻井副会長
東日本大震災による激震、今夏の酷暑にみられる激しい気象変動、激動の中東情勢 ユーロ安にみられる経済の激動
今年は世界的に激動の年でした。
木村副会長
日弁連の課題(給費制維持、震災に関する法律扶助の資力要件の免除)、我が国の政治経済、そして、時代の空気そのものが、滞っているように感じられます。
林副会長
被災者、避難民の方々への「助」
いったん貸与制に突入した修習生への「助」
深刻な就職難にあえぐ修習終了者、若手弁護士への「助」・・・
今年は特に「助」の必要性が痛感された年であったように思います。
崔副会長
私は、今年度、人権擁護にかかわる委員会をいくつも担当させていただいております
が、その中で、改めて、弁護士、弁護士会が、基本的人権の擁護と社会正義の実現を
目指す公益的団体であることを強く感じました。そして、今後も、弁護士、弁護士会
がこのような存在であり続けることを願って、この字を選びました。
近藤副会長
本年は、「なでしこジャパン」が、幾多の茨を跳ね除けワールドカップに優勝し、国民に苦難に挑む「希望と活力」を与えてくれました。
ひるがえって、当会館にも「弁護士会」の灯がともりました。
閉塞感が漂う中、「弁護士会」の表示が会員の「希望と活力」の灯台になることを祈りつつ・・・
広報室
夏の仙台七夕飾り、年末のイルミネーション
広報室では弁護士会館を利用した様々な行事に取り組みました。
まだまだ不十分な広報ですが
来年が今年に増してより良き年になることを願いつつ