5月3日の憲法記念日にちなんで、5月10日(土)に究極の人権侵害である「えん罪」を考えるイベントが大阪弁護士会館で開催されました。              

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午前10時からは、三重県名張市で昭和36年に起きました「名張毒ぶどう酒事件」を題材にした映画「約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯」(仲代達也さん主演)の上映会が実施されました(約200名の方が出席されました)。

50年以上にわたり自分は無罪であると訴え続ける主人公・奥西勝さんの苦悩と人生を考えると、早急にこの事件を何とかしないといけないと強く感じました。

 

映画終了後、名張毒ぶどう酒事件弁護団を代表して、鳥毛美範弁護士に来場いただき、奥西勝さんの現状とこの事件について簡単なご報告をいただきました。
鳥毛弁護士は、これまで取り組んできたえん罪といわれる事件の中でも、この名張毒ぶどう酒事件ほどえん罪と確信できる事件はないと訴えられました。

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午後からは、えん罪を防ぐためには「取調べの可視化」を進めるほかないという立場にたって、「いまこそ、改めて取り調べの可視化を考える」シンポジウムが開催されました(250名以上の方が出席されました)。

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このシンポジウムには、3月に再審開始決定を受けて釈放された袴田事件の袴田巌さんの実姉である袴田秀子さんも出席され、袴田さんの現状や袴田さんの無実を40年以上にわたり訴え続けられたご家族のお気持ちをお話いただきました。あらためて、えん罪の筆舌に尽くしがたい恐ろしさを実感するとともに、絶対にえん罪を出してはいけないという思いを強く持ちました。

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袴田秀子さんのお話に続いて、ジャーナリストの江川紹子さんの講演・パネルディスカッションが開かれました。
その後、参加者一同にて、えん罪を防ぐためには、何としても取り調べの全面的可視化、全面的な証拠開示に向けた制度拡充を求めるほかないというアピールを採択しました。取調べの全面的可視化については法制審議会でもいろいろと議論がされていますが、えん罪は絶対に出してはいけない、そのためには全面可視化しかないとあらためて思いました。

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