2010年3月26日 (金)

当番弁護

中井でございます。 2回目の投稿になります。 タイトルの当番弁護というのは、警察に逮捕された人(被疑者といいます)が、「これから自分はどうなるんだろう。」とか、「どんな手続が行われるのだろう。」とか不安に思ったときに、1回だけ、無料で弁護士を呼べるという制度です。 当番弁護士は、普段は、逮捕された人やその家族から弁護士会に依頼が入り、毎日の担当弁護士が派遣されていくことになっています。 去年の5月からは、被疑者段階から国選弁護人をつけられるようになったため、この当番弁護士の派遣が増えています。(被疑者国選弁護士と当番派遣弁護士とは、厳密には違うのですが、細かい話はおいときます。)私は、最近だと3月14日に当番弁護士として、窃盗の事件と、覚せい剤の事件の2つの事件で派遣されました。2つの事件とも、既に起訴されて、今は裁判を待っている状態です。 ところで、お気づきの方もおられるでしょうが、今年の3月14日というと日曜日でした。日曜日でも警察に捕まる人は当然いるので、弁護士の方も、日曜日であっても何人かが待機をしています。 当番弁護士の派遣を割り振るのも普段は弁護士会の職員さんがやってくれていますが、日曜日や祝日は、弁護士会がお休みなので、弁護士が割り振りをやることになります。 今度の日曜日(28日)に、私がこの割り振り役をやることになっています。(ちなみに、仲間内では「手配師」とよんでいます。)朝の10時から、午後4時過ぎまで。 事件が少ないと良いのですが、多いと同じ人に何度も出動してもらわなければいけません。 何とか無事に終りたいです。

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