2014年8月25日 (月)
鈴木敏夫プロデューサーから学ぶプロであるということ
弁護士は法律業務に関するプロです。
常日頃、私は、プロ意識を持って、仕事に対峙することが大事だと考えております(どこまで、プロとして実践できているか、心許ない限りですが・・・)。
そこで、プロ意識に関する考察については、様々なプロの書いた書物等に目を通し、自分を省みるようにしております。
最近、読んだ本の中でかなり感動した本があります。
「仕事道楽-スタジオジブリの現場」(鈴木敏夫、岩波新書)
です。
「あの」スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが書いた「仕事論」ですので、面白くないはずはありません。
その中で出てきたフレーズで、ハっとさせられたものがありました。
「大事なのは『いま』『目の前』です。『昔』はもう、どうでもいいんです。」 スゴイことだと感じました。
ついつい、過去について一喜一憂し、将来のための現在を位置づけがちですが、 大事なことは、「今」という瞬間だということです。
「今」という瞬間に、自分がもてるもの全てを投入すること、それが大事なのだと。 まさに、プロだと感じました。
将来は~と言ってしまうことは、ごまかしでしかない、 プロなら、「今」に全力投入し、そして、その結果を出すことが大事なのだと。
もっと、自分のプロ意識を磨いて、プロにならねばと感じた読書経験でした。