去る平成27年6月17日,「若年競技者の事故・障害防止のあり方」というテーマでスポーツ法研修会が開催されました!

 

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本年の高校野球の春の地区大会ではタイブレイク制(延長戦において,塁上に走者を置いた状態で各回の攻撃を開始すること)が導入され,これにより,試合がスムーズに決着し,選手の負担が軽減されることが期待されています。また,近年,スポーツ界では,若年者の保護や障害防止という観点からの議論が頻繁になされるようになっています。このような流れを受け, 大阪弁護士会スポーツ・エンターテインメント法実務研究会が研修会を開催したのです。

 

研修会には,タイブレイク制を導入した日本高等学校野球連盟の理事である相澤孝行さん,投球障害に関する研究等を行われている群馬大学整形外科教授の高岸憲司教授がご講演されました。その後,このお二人に,天王寺高校の硬式野球部監督である政英志先生を加えた3名をパネラーとしてパネルディスカッションが行われました。パネルディスカッションのコーディネータは,実務研究会の会員であり,ご自身も小学校から大学時代まで野球部のエースとしてご活躍された岡村英祐弁護士がつとめられました。

 

講演,パネルディスカッションでは,タイブレイク制導入に至る経緯,少年野球の競技者等を対象として行われた子どもの障害に関する実態調査,障害防止のために指導者がとられている工夫,若年者の保護に関する法的観点からの説明など,他では聞くことのできない貴重なお話が盛りだくさんで,大変有意義な研修会でした!

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