2010年10月14日 (木)
チリの希望、アメリカの失望
今、日本の裏側で、ゆっくりと、でも着実に命の確認がなされています。
チリの落盤事故で閉じこめられた作業員の方々が次々と救出されています。
本当によかったですね。
この70日間、閉じこめられたご本人も、その家族の方々も、本当に大変な思いをされていたことでしょう。
でも、彼らは決してあきらめず、常に「希望」をもって無事生還できることを信じていました。
そして、その「希望」が現実となった彼らは、喜びを体いっぱい表現しています。
単純に「すごい」と思います。
自分なら、早い段階で「絶望」し、幸い助かったとしても、喜びを表現する余裕すらなく、ぐったりと崩れ落ちるだろうと思います。
今日中には全員が救出されるようです。
遠い地球の裏側から、彼らの生還を祈りましょう。
反面、とても残念なニュースを耳にしました。
アメリカのオバマ政権下で、核実験が行われていました。
「核なき世界」の演説をぶって、ノーベル平和賞まで受賞したくせに。
「核爆発を伴わない実験だから条約には反しない」なんて、いかにも「屁理屈上手な弁護士らしい」言い訳だと思います。
その実験に一体何の意味があるのでしょうか。
世界中を裏切った行動に「失望」しました。
オバマさん、ノーベル平和賞を返すべきではないですか?