心よりお見舞い申し上げます
２０１１年３月１１日、未曾有の大地震と大津波が発生しました。
発生時、私は事務所にいて、たまたま事務局と立ち話をしていました。
揺れが修まった後、
インターネットで情報を見ると、東北地方で大きな地震があったことを知りました。
その後、パソコンに内蔵された地デジTVを見ながら、仕事を続けていると、
大きな揺れ、徐々に押し寄せてくる大波。
徐々に、その被害の大きさが明らかになってきました。
まだ津波が第一波の時に、港のトラックの上で立ち往生しているおじさんの姿が映っていました。
その後、映像は映されませんが、第二波の大津波が、あのおじさんを襲ったことは、容易に想像されます。
１７年前の、阪神大震災を思い出しました。
地球に隕石が落ちて、ニューヨークが水没する洋画を思い出しました。
その後も、連日ニュースに釘づけになっていますが、
一夜明け、２日が過ぎ、３日が過ぎ、その被害の実態が徐々に明らかになっていますが、
まだまだ被害は、増加するばかりです。
助かった方の、映像やコメントも流されていますが、
目の前で、人が流されていくのを、目にした方。
数百メートル流されながらも、何とか助かった方。
自分は助かったものの、励まし合いながら、一緒に救助を待っていたお年寄りは亡くなった、と知った方。
ご家族や友人、家を失った方。
そして、
未だ、大切な方の安否も分からない方。
命が助かっただけで。。。というけれど、
命が助かった者は、
命を失った人の分まで、一生懸命生きて行かなければいけない。。。
と、いうけれど。
被災者の皆さんの気持ちや、今後生活のことを思うと、言葉も見つかりません。
大阪という、安全な場所にいて、テレビの前に座っているだけの私たちに、何かできることはないだろうか？
こんなとき、弁護士といっても、無力だな と思いました。
弁護士でなく、医者や看護師になっていたら？
悶々としていると、
記者会見で、蓮方議員が節電を呼びかけていました。
エアコンを消しました。
関西電力から電力を得ている私が、エアコンを切っても何の意味もないのかもしれませんが。。
テレビ局から、義援金の呼びかけがありました。
日弁連や、大阪弁護士会でも、
早速、義援金の口座が作られ、募金の呼びかけがあり、
早速、事務局に依頼しました。
そのほか、いろいろなところで
寄付や義援金の動きがあるようです。
いつもは、飲食店のお得なチケット購入に利用している、
クーポンサイトでも、義援金を募っていました。
グルーポンでは、
一口、２００円のチケットを購入すると、４００円募金されます。
制限なしで、ひとり何口でも、購入できます。
２００円でも、２０００円でも、２万円でも。
きっと、もっと簡単な、
たとえ１０円でも、１００円でも、募金できるよう、
これからもっと、輪が広がっていくものと思います。
被災された皆さんに、かける言葉も見つかりませんし、
そもそも、被災地の皆さんは、
のんきに、大阪の、若手の弁護士の、ブログを見ている余裕など、全くないでしょう。
それでも、他にお声をかける手段がないので
この場をお借りして、お伝えできればと思います。
日本中、世界中が、みなさんのことを心配し、応援しています。
どうか、一緒にがんばっていきましょう。
