2011年8月8日 (月)
iPadを使い始めて早1年・・・
立秋を過ぎ,まだまだ暑さが続きますが,皆様いかがお過ごしでしょうか。残暑お見舞い申し上げます。
iPadを使い始めて早1年以上になりますが,大きく変わったことは,自宅でノートPCを開く機会が大幅に減ったことです。
以前はほぼ毎日,ノートPCを開いて,主にインターネット閲覧とメールチェックをしていました。ところが,iPadを使い始めてからは,インターネット閲覧はiPadで事足りるようになり,メールもiPadでチェックできるGmailがメインとなり,ノートPCの出番は専ら自宅用プロバイダーメールのチェックくらいになりました。
その結果,iPadとは別に,自宅用プロバイダーメールのチェックのためにわざわざノートPCを開くこと自体が億劫になり,ノートPCを開くのは週1回程度になってしまいました。
デジタル写真についても,ノートPCよりも高品質なIPS液晶を採用しているiPadの方が遥かに明るく綺麗に表示できますので,ノートPCでデジタル写真を見ることは殆んどなくなりました。
仕事に関しては,文書作成の入力スピードで圧倒的に勝るノートPCがもちろんメインですが,出先での調べ物や,短い文書作成であれば,起動時間がゼロに等しいiPadの圧勝です(もっとも,この程度の作業であれば,iPadでなく,iPhone等のスマートフォンで十分ですが・・・)。
弁護士業務にiPadをどのように活かすかについては,中嶋勝規先生が,「iPadだけでどこまで仕事ができるか?」(7月5日付本ブログ)にて,「メール」,「インターネット閲覧」,「判例・条文検索」,「文書作成」の順に,詳しく紹介されています。実際に業務に活用されている中嶋先生ならではのコメント満載で,私も参考にさせてもらっています。
また,大阪弁護士協同組合ニュースべんべんの最新号(No.76)にて,岡澤成彦先生が「弁護士のためのiPad講座」として,「はじめに」,「iPadでできないこと」,「iPadの魅力は?」,「仕事に使える?」,「実際に使ってみて」の順に,説明をされています。
現状では,iPad購入から1年経っても,弁護士業務にiPadをどのように活かすかについてまだまだ手探り状態ですが,異なる端末間でデータを同期できるクラウド環境を生かして,ノートPC,iPad,スマートフォンを,入力速度,起動速度,サイズ等で使い分け,適材適所で活用できればと考えています。