カバンの話
前回までのマニア話がそれなりに好評だったようなので、今回も引き続きマニアック話をさせて頂きます。
スーツ、靴、腕時計ときましたので、今回はカバン(主に革カバン)の話をさせてもらいます。
カバンは、言わずと知れた靴や財布と並ぶファッション小物の王道です。
当然、ビジネス用のカバンでも、革の物が多く、これらについてはエルメス、ルイヴィトンやグッチ、ロエベなどといったスーパーブランドが定番です。
もちろん、これらスーパーブランドの物が良いのは当然です。
ただ、ブランドを全面に出したモノグラムやロゴなどには抵抗がある人も多いかと思います(私もそういうところがあります。)。
そうではなくて、スーパーブランド以外でも一見して個性があってこだわりを感じさせるような物を持つと、「おっ」と人に思わせることができるのではないでしょうか。
スーパーブランドではないけれども、比較的高級な皮革製品メーカーとしてはヴァレクストラ、エッティンガー、靴と同じベルルッティーなどがあります。
革製品の良さは、やはり革の素材(ゴードバンか、カーフかその中でもベビーカーフかどうかなど)、革の使用部位がどうか、なめしや発色はどうかなどにより決まります。
上記に挙げた三つはいずれも革の質感と発色が素晴らしいです。
しかし、これらはビジネスカバンではやはり20万円以上する物が多く、一生物としてはいいかもしれませんが、なかなか気軽には手が出せません。
そこで、10万円以下で買えるコストパフォーマンスに優れたブランド・メーカをいくつか紹介します。
まずは「大峡製鞄(おおばせいほう)」。日本の老舗です。さすがにある程度のカバンは20万円近くしますが、作りの良さからすれば非常にコストパフォーマンスに優れていると思います。あまり高くない値段でオーダーもしてくれます。ちなみにランドセルの老舗でもあり(学習院のランドセルはここのものです)、来年1年生になる私の長女のランドセルもここで発注しました。
同じく日本のメーカーで言えば、「アニアリ」というブランドがあります。ここのものは5万円以下からでもビジネスバッグがありますのでかなりコストパフォーマンスに優れています。普段用のカジュアルカバンもいろいろそろっています。
日本人つながりでいえば、イタリアのフィレンツェ在住の日本人、大平智生氏が手がける「Cisei(シセイ)」というブランドもいい革を使っているのにそれほど高くない値段からカバンがあります。ちなみに、私は最近ここのカバンを買いました。
それ以外にも探せばいろいろなブランドやメーカーの優れたカバンがたくさんあります。
ただ単に定番ブランドの高くていいものではなくて、コストパフォーマンスに優れた個性あふれる一品を探してみるのもおもしろいのではないでしょうか。
かばん
かばんは商売道具ですね。
女子的には「持ちやすさ(掛けやすさ)」と「軽さ」が
あわせて気になるところで、
なかなかコレというものに出会えずにいます。
男子より女子
小島先生>
カバンについては、圧倒的に女子の選択肢が多いですよね。
男子のビジネスカバンは極めて選択肢が少ないので
迷う余地がなくていい反面、女子のようにいろいろ選べなくて寂しいです。
昔々、修習生になったころに
とある人に、「靴とベルトと鞄を同系色で揃えるのが基本だ。」といわれ、黒色のカバンと茶色のカバンを揃えたことを思い出します。
しかし、手帳や筆記具などを移し替えるのが面倒くさくなって、いつの間にか黒系統のカバンだけになりました。
面倒くさがったり、楽をしようとするとおしゃれはできないんですよねえ。
新しいコメントの投稿