2013年3月11日 (月)
弁護士ができること
今日で震災から2年。
大阪弁護士会で研修を受けているときに、大きな揺れを感じ、
どこかでものすごい地震が起きたのではないか、と汗が出たことを思い出しました。
大阪で呑気に暮らしている私が、震災の被害に遭われた方にかけることができる言葉はありませんが、震災から2年ということで、少しだけ思うことを書かせていただきます。
私たち弁護士は、医者や看護士、消防士のように、目の前の命を助けることはできません。
できることといえば、「命だけでも助かって良かった」という人が前に進むためのお手伝いだけです。
困っている人が前を向くためのお手伝いしかできません。
そのため、結局、根本的なところで、その人の悩みを解決できないのではないか、と悩むことも多いです。
そんなとき、知人に言われました。
「人生のどん底にいる人を助ける力を持っていることはすごいことだ。普通の人にはできないのだよ。」と。
確かに、亡くなられた方、障害を負った方を元に戻すことはできません。
でも、遺族やその人自身が前を向くためのお手伝いができる。
それは、それですごいことなのだな、とはっとさせられました。
できることは、本当に些細なことかもしれませんが、
目の前で困っている人のために、明日も頑張ろうと思います。
がんばりましょう!
私は、相談などの最後に、来られた方を「笑顔」にすることを目標にしています。
地道に頑張りたいです。
小島先生 コメントありがとうございます。 最後に「笑顔」に
小島先生
コメントありがとうございます。
最後に「笑顔」になっていただけるよう、私も頑張ろうと思います。
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