本日から,新たに「ほな行こか~」のブロガーとしてブログ掲載させていただくこととなりました石原浩史と申します。よろしくお願いいたします。

 

 初めての掲載で慣れないことが多く,さっそくタイトル「秘密保全ほう」(中身なし。)というわけのわからないものを先ほど掲載してしまいました(従って,正しくは2回目の掲載ということでしょうか。)。

 

 

 さて,タイトルに記載のとおり,私は本日秘密保全法案の国会提出に反対するデモ行進に参加しました。風船を持ちながら「秘密保全法はんたぁい!」というかけ声のもと,西天満周辺を行進しておりました。

 

 同法案の中身は,国,地方公共団体,独立行政法等が持つ,

①国の安全(軍事や防衛など)

②外交(政治・経済,貿易,最近ではTPPなど)

③公共の安全と秩序維持(原発関連情報など)

の3分野で「国の存立にとって重要な情報」を「特別秘密」として,罰則(なんと10年以下の懲役)をもって保全するというものです。

 この法案の一番の問題は,なにを「特別秘密」に指定するかは,行政機関などが自身で決定し,第三者によるチェックがないことです。このような恣意的な判断で,国民にとって重要な関心事である

・普天間基地

・自衛隊の海外派遣

・TPP

・原子力発電所の安全性や放射線被爆の実態

等々の問題が,「特別秘密」として,非公開となってしまいます。

 

 政府が,この秘密保全法(案)の成立を目指す理由は以下のとおりです(ただし,あくまで公式の政府・有識者見解)。

 ・「外国情報機関等の情報収集活動による情報漏えい事案が従来から発生し」,

 ・「加えて政府の保有する情報がネットワーク上に流出」する事案が世界規模で広がっている(最近では尖閣諸島ビデオ流出事件)。

 日本には秘密管理規定がなく,罰則もない。

 

 そのため,

・国の利益や

・国民の安全確保,

・政府の秘密保全体制に対する信頼を確保するため

同法案成立を目指すとされています。

 

しかし,同法案は,国民にとって重要な関心事を政府が恣意的に非公開にできるという点で,国民主権,民主主義に反するものあり,このような法案を提出・成立させるわけにはいきません。

 

 このように,秘密保全法には多くの問題がありますが,まだまだ一般の方々の関心は高くありません。この問題が少しでも多くの人に認識されるようになり,反対の声を上げていただけることを願っております。

 

 

以下は本論とは関係のない完全な余談ですが・・・

 身近な方(ご存じの方もおられるでしょうが。)が本日ムカデに足の指を刺されるという悲劇にあい,デモ行進に参加できませんでした。体調15センチほどのムカデだったそうです。その方はムカデに刺された場合の治療方法をインターネットで探していたのですが,「熱湯をかけることがよい」,逆に「冷やすとよい」など情報が錯綜して,何が正しいのかわからず,困惑しておりました。たしかに,ムカデの毒は強力ですから,応急処置や治療方法としては,何が正しく,効果的なんでしょうね。

 次回はムカデについて,掲載してみようかな。

 

 

 

 

ムカデ怖い!!

またやってるな~&風船何に使うのかな~と思っていた今日の西天満(事務所横)でのデモ行進の内容がわかりました!

風船の役割とは?!

これからも、ブロガー弁護士頑張ってください!

ムカデ怖い!

 デモ行進お疲れ様でした。
 
 家でもムカデが出て大騒ぎしたことがありました。
 噛まれたら,冷やせばいいのかなぁと思っていましたが,それも危ないようですね。
 
 ムカデのこと勉強になりました。
 …もちろん,秘密保全法のことも…分かりやすかったです。
 

法案について。

統治機関の恣意的な判断によって、特別機密の範囲を拡大出来るという事と、その判断に対する第三者のチェック機能がない事は一番の問題点かと。
特別機密としてしまえば、マスコミ取材や内部告発にすら、法律を盾に出来るんだから、結局のところ情報統制だよね。

ところでさ、ムカデの対策わかったら教えてね(笑)

ムカデの思い出

小学生のころ、巨大なムカデが背中をのぼっているのに誰も助けてくれなかったことは、悲しい思い出です(刺されませんでしたが)。
本論から外れたコメントでスミマセン。

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