弁護士の異業種参入について
以前、弁護士がバーで法律相談をするとか、法律事務所が寿司屋を経営するとかいった話が話題になったことがありますが、その後あまりそういう噂を聞かなくなりました。実は私も、いつか「ジャズお好み焼きバー」みたいなお店のマスターになって、壁に「法律相談できマス」(注:マスは□に斜線)とか書いてみたりしたいなあと思ったりしているのですが、お好み焼きは換気をどうするか工夫しないと、ジャズバーとは両立が難しそうですね。
それはさておき、知人からちょこちょこ法律相談を受けることが増えてくると、世の中にはまだまだ掘り起こされていない弁護士に対するニーズがたくさんあるんじゃないか、という気がします。わざわざ法律事務所や弁護士会館を訪れるほどではないけれど、身近に弁護士がいればちょっと聞いてみたいことがあって、1回3,4千円くらいなら払ってもいいという人は多いんではないかと。
そのようなニーズをくみ取るべく弁護士が異業種に参入するとしたら、どういうのがいいか考えてみました。
- 1.マッサージ屋さん。施術を受けている間はすることがないので、その間にちょっとした相談ができると、忙しいビジネスパーソンとかに人気が出るかも。通常、周りから区切られた空間でサービスを受ける点も、プライバシー保護が必要な法律相談と親和性が高いのでは。
2.美容院。同じく、サービスを受けている間はすることがないので、時間を有効活用できます。隣の人に話を聞かれてしまう点がネックかも知れませんが、むしろ、聞かれても構わない程度のカジュアルな相談に特化してしまうのも手です。
3.歯医者さん、ないし歯科衛生士さん。同じく、サービスを受けている間はすることがない、けど… しゃべれないからだめか。
4.神父さん(牧師さん)、ないし住職。人の悩みを聞く仕事、秘密厳守の仕事という点で、弁護士と非常に近いものがあります。ただ、新規参入ってどうやったらいいか分からないなあ。
上の例はあまりイケてないかもしれませんが、従来弁護士が参入しなかった異業種に積極的に打って出ることで、閉塞感漂う若手弁護士にも道は開けてくるのではないでしょうか。他にもっと良いアイデアがあれば、こっそり教えて下さいね。
逆???
美容室にお客さんの立場で行って、相談を受けちゃうことがあります。
ジャズお好みバー、私も行きたいデス。
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