面接へ行こう。
弁護士の就職難。
履歴書を出しても面接に呼ばれない,面接行ってもお祈りメール,最終面接まで残るも最後の1人になれず不採用等々。
「・・・はあ。」と落ち込むこと多数回。
さてさて。今日は弁護士事務所への就職活動の話題です。
「就職活動におけるポイントは何ですか?」
弁護士志望の修習生やロースクールの後輩たちに質問を受けることがあります。
ロースクールの成績や司法試験の順位が良いにこしたことないのはさておき。
採用する側は一体何を見ているのか?採用のポイントは?
「で,どうなのですか?」と採用担当を経験している弁護士先生たちに話を聞いてみました。
書類選考に関しては,
●一読しただけでわかる履歴書がよい
●堅苦しい内容だけではなくて,その人の性格が伝わるような履歴書だと目にとまる
●この人に会ってみたいなと思えることが書いてあるか
●業務の拡大に役立ちそうな分野に興味を持っている人がいい
等々。
書類選考をパスすると面接です。
●既にいる事務所のメンバーを考えた上で,性格からして上手くやって行けそうな人
●会話のキャッチボールができる人
●気持ちよく働いてくれそうな人
等々。
他にもいろいろな意見がありました。
書類選考や面接についても,事務所によって全く違うことを重視する事務所もあります。
重視するポイントはやっぱり事務所のカラーによります。
ただ結局,いろいろご意見ご感想を聞いていて様々な先生があげていたポイント。
結局は就職活動の採用の条件って,
①『フィーリング』や『相性』
だと。
一緒に仕事していても苦痛ではない,長時間一緒にいても楽そう,この人と一緒に仕事してみたい,気に入った,人柄が好きだなと採用側が思うかどうか。
いくら成績がよくて優秀でも,合わない人は採用しないとのこと。
採用側は仕事の合間を縫って採用活動しています。
書類をじっくり読む時間もあまりない人が多いでしょうし,
面接していてしんどいなという人の採用には当然消極的になるんでしょうね。
「あの人よかったな」「彼(彼女)がいい」なんて採用者の主観によって違います。
人との相性なんて努力でどうにもできない部分ですし,
採用断られた私なんて駄目だ・・・人格が否定された・・・
とか考えない方がいいです!
(と,私は落ちたときは自分に言い聞かせていました。)
結局は相性なのです。
あと,私が思う就職活動のポイントは
②『諦めずに就職活動すること』
だと思います。
落ちてばっかりだと,途中で嫌になるし,履歴書書いたり,面接しに行っても結局なーと思って正直やりたくなくなる。
けど,就活することが本当大事。
しんどいけど何もしないで就職が決まることはありません。
結論。
採用のポイントは,
『相性』と『就職活動をすること』なので,
とりあえず『就職活動』のための履歴書を書いて,
『相性』が合う事務所に出会うため,面接に行きましょう!!
なるほどです。
そうですか。まずは、履歴書の内容も重要ですね。
フィーリングや相性は、お互いにとって大事なことですよね。
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