2014年11月18日 (火)

音楽の力

来月から、「パーソナルソング」という、音楽による認知症の改善をテーマにした映画が公開されるようですね。時間を見つけて是非見に行こうと思っています。

 

私の母は兵庫県にて音楽療法士として活動しており、老人ホーム等で音楽を通じて色々な方とコミュニケーションを図っています。その関係もあり、私自身、学生時代は何度か老人ホームを訪問していました。

その際、母や施設の方々がよく話してくれたのが、認知症の症状についてです。

 

「認知症は、物忘れがひどくなる、というけれど、そういうもんじゃない。思い出が消えるの。」

 

これはどういうことかというと、例えば、「夕食はまだ?」という質問は、食事をしたことを忘れたのではなく、食事をした記憶がないからするそうなんです。そのため、「思い出すことが不可能」とのこと。それにもかかわらず、「食べたじゃない」と言われると、思い出すことができないのはもちろん、自分だけが他の人と違う世界に生きているんじゃないかと錯覚を起こすようです。その錯覚を恐れ、人との接触を避け、脳が委縮し、症状が悪化する。

大阪弁護士会 広報室の北野知広です。

 

毎週月曜日よる7時からお送りする、MBSラジオ1179「弁護士の放課後 ほないこか」

 

本日出演の新メンバーは、浜田真樹弁護士と宮部千晶弁護士のお二人です。

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いつもの背景の反対側にある壁面をバックに1枚。

初収録でしたが、楽しい話題で盛り上げていただきました。

 

前回のブログでも記しましたが、

 

11月22日(土)午後9時~午後11時10分の時間帯で

「リーガルハイ スペシャル」(フジテレビ系列)

 

が放送されます。

 

ぜひ、皆様、ご覧ください!以上。

 

これだけでは味気ないですね・・・

 

今回のスペシャルも法律監修をさせていただきました。

スペシャルドラマだけあって、いつもよりも作業が増えましたが(笑。

 

今回のテーマは医療過誤です。

 

医療過誤は弁護士にとっても実務の中でも専門性が高いものですが、

関わる他方当事者である医師も専門家であり、専門知のあり方も問われるものです。そして、医療過誤は、「命」にかかわるものであり、「生とは何か」等、様々な哲学的な事柄を考えさせられます。

 

大阪弁護士会広報室の小島です。

 

先月10月30日に実施された、市民集会「日本はどこに向かうのか?~秘密保護法・集団的自衛権・共謀罪を考える~」について、秘密保護法対策本部からの報告です。

 

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10月30日(木)18時30分、平日の夕方にもかかわらず、大阪市中央公会堂大集会室には、市民、弁護士あわせて約700名が集まりました。

特別ゲストとしお呼びした「社会風刺コント集団 ザ・ニュースペーパー」の福本ヒデさん、山本天心さんによるコントでは安倍首相、菅官房長官、石破前幹事長、田原総一郎氏に扮し、巧みなアドリブやエッジの効いたセリフで会場は、爆笑に包まれました。

大阪弁護士会は、2014年11月6日、「第三者の関わる生殖医療技術の利用に関する法制化についての意見書」を発表しました。

 

本意見書の提言】

1 第三者の関わる生殖医療技術を利用するにあたっては,下記の視点によらなければならない。

 

①生殖医療技術の利用をするに際しては,それにより生まれた子どもの権利・利益を中心かつ最優先に考え,その視点から許容範囲や許容要件,子どもの権利利益を確保し支援する諸制度を定め,早急に法制化をすべきである。

 

②生殖医療技術の利用は,極めて慎重な判断と手続きの下になされるべきであり,これに加えて家庭裁判所の承認を要件とすべきである。

 

③生殖医療技術を利用する場合の,精子・卵子の提供者,親,生まれた子どもなど,関係者に対する長期的かつ多面的な支援体制が整えられるべきである。

 

④生殖医療技術の利用の是非も含め,不断の検証を継続すべきである。

 

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