三木弁護士に考えてえていただきたいのは、理研が想定しているであろう科学者としての前提です。「博士号まで持っている研究者なら、最低限の業界のルール、および倫理観を持っているであろう」という前提が著しく不合理であるとお考えなのでしょうか? 小保方さんの異議申し立てに流用された写真は博士論文からではなく、博士論文に基づくパワーポイントからであるという件がありますが、まったく本質的な議論になっていません。小保方さんはどうして元の画像を持っているのに、わざわざスキャンして注釈部分を張り替えたのでしょうか?そしてその画像をわざわざ紛らわしく別の実験で使うフォルダーに保管したのでしょうか? 石井さんをはじめ、博士号を持っている人間は普通こう考えます。「博士論文とは数年間の研究成果の全てを注ぎ込むものだ。そこで使った写真や表などは容易に忘れられるのものではない」と。例えば、三木弁護士も弁護士試験に合格したときにでた論述問題を今でもよく覚えていらっしゃるのではないですか? 通常の感覚で言えば、「博士論文で使った画像を別の論文で使う」という行為は偶然に起こるものではありません。故意に行われたと考えるのは至極当然のことです。もしも、小保方さんがあくまでも偶然であるというのであれば、それは小保方さんが博士論文に関してその程度の思い入れと気持ちで取り組んでいたと、自分から認めていることに他なりません。小保方さんの将来にとってどうすることが一番よいのか、もう一度ご再考いただければ幸いです。
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科学者としての前提
三木弁護士に考えてえていただきたいのは、理研が想定しているであろう科学者としての前提です。「博士号まで持っている研究者なら、最低限の業界のルール、および倫理観を持っているであろう」という前提が著しく不合理であるとお考えなのでしょうか?
小保方さんの異議申し立てに流用された写真は博士論文からではなく、博士論文に基づくパワーポイントからであるという件がありますが、まったく本質的な議論になっていません。小保方さんはどうして元の画像を持っているのに、わざわざスキャンして注釈部分を張り替えたのでしょうか?そしてその画像をわざわざ紛らわしく別の実験で使うフォルダーに保管したのでしょうか?
石井さんをはじめ、博士号を持っている人間は普通こう考えます。「博士論文とは数年間の研究成果の全てを注ぎ込むものだ。そこで使った写真や表などは容易に忘れられるのものではない」と。例えば、三木弁護士も弁護士試験に合格したときにでた論述問題を今でもよく覚えていらっしゃるのではないですか?
通常の感覚で言えば、「博士論文で使った画像を別の論文で使う」という行為は偶然に起こるものではありません。故意に行われたと考えるのは至極当然のことです。もしも、小保方さんがあくまでも偶然であるというのであれば、それは小保方さんが博士論文に関してその程度の思い入れと気持ちで取り組んでいたと、自分から認めていることに他なりません。小保方さんの将来にとってどうすることが一番よいのか、もう一度ご再考いただければ幸いです。