報道と特許は無視して

一研究者です。
実は小保方さんとは行き違い早稲田の同じ学部向けの実験室にいたことがあります。
教え子にはなりませんが、当時小保方さんは大学院生でしたので廊下ですれ違っていたかもしれません。

 記者会見とても立派であったと思います。
 陰ながら応援しています。
 STAP細胞について、今は研究者としての勘でしか言えないのですが私は確かにそれは存在すると思います。
 問題はそれに対する論文の書き方がいささかまずかったということだと思いますが、それ以上に過剰で捏造だらけなのはマスコミです。

まず報道陣について一部に個人情報保護法、威力業務妨害違反の疑いがあり、
悪質なものはストーカー規制法が適応出来るのではなかと思います。
 これによって理研と小保方さんも意思疎通に困難が生じてお互い疑心暗鬼に
なっている部分があると思います。
 ですので、法的な対応を厳格にすると共に報道機関との協定を結ぶ必要があると
思います。
 今回小保方さんの自腹で記者会見が行われたようですが、次回以降数ヶ月に一度
有料(質問出来なくても肖像権として)の記者会見をとっていく姿勢を示されてはどうかとも思いました。その場以外一切応じないということで...

 ミスと言われる部分も外国ならほとんど指摘されないような範囲であり、本格的な深い研究をしている者にとってはささいなことだと思います。似ている似ているという画像も私が見た限り違う細胞の画像でした。ガン細胞とそうでない細胞を全く目が肥えてない人に判別出来ないのと同様に間違えている人達が大勢です。
 コピペ騒動もコピペが一部になくしてどうやって学術論文が書けるのか?むしろ無い方が論文の信用度も低く、特に学生の博士論文にコピペー検索を適応したら全員引っかかると思います。研究生活に疎いジャーナリストやネット上の誹謗中傷は無視するしか無いとも思います。
 といっても作法を重んじる国ゆえそれなりに対応しなければいけないと思います。
ドゥー イン ローマ アズ ローマンズ ドゥ

 理研への和解の打診案として解雇しない代わりに1月の減給、そして論文撤回には
応じる方法もあると思います。過失であったにせよ不備があったのですから、書きなおすことで筋が通ると思います。理研の示す「不正」もそれによって消滅します。またSTAP細胞そのものはあるのですから、研究成果そのものを否定するものにはならず、ネイチャーでなくてもいろいろな投稿先があります。一度ネイチャーで受理されている限り撤回してもSTAP細胞は小保方さんの業績という証拠は残り続けるはずです。論文の書き直しには小保方さんは抵抗があるようですが、誤解もありますしSTAP細胞発見の第一人者には変わりはありません。
 
 再現実験が出来ていないことについて。これも私の知るところでもあります。
生命科学現象はわずかなものがバタフライ効果的に作用し合い簡単には再現
出来ないことがあります。私の知っていることでは携帯電話とかタバコを吸うか
吸わないか、窓際かそうでないかで実験に差異が生じました。

 論文の不備の原因そしてレシピなるものやコツは、特許絡みで実は米国との
関係もあるのでそいう書き方になってしまったことや安易に核心部分を示せない
こともあるかと思います。(あくまで憶測ですが、米国では特許に関係する文章を
よく分からないもの再現が難しいものにして特許を完全に押さえてしまうことがあり
小保方さんも知らない間にそうした文章を書くような誘導を受けていたとも思えてきます)小保方さんを縛り付けているものの一つはこの特許だとも思います。

 ですので、理化学研究所も小保方さんも再現実験を続ける方向で調整するのが
一番いいことだと思います。それ以外にお互い世間を納得させることは出来ないと
思います。
 この時には今回の失敗に習い記録のつけかたデータ管理に細心の注意を払い、
もはや米国の特許との関連は無視し、成果については他の機関に検証していただければ今回のような騒動は起こらないものと思います。監査役にiPS細胞の山中教授にお願いしてはいかがでしょうか?

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