研究不正に対する処遇の問題

以前のコメントをまだすべて読んでいませんが、科学者としても論文に対する不正が懲罰の対象になった時点で、法律が関係し、弁護士が必要になることは明らかでしょう。科学者としては、権威ある高名な学者先生方がおっしゃるように、生のデータおよびノートを公開されることが次の論文作成を考えるより先決と思いますが、これは、論文の誤りを但し、論文が全体として価値があることを立証するために必要ではないかと思われます。その一方、理研の調査委員会の結論あるいは、日経BPの記者の方が会見で話されていた常識があるとしても、論文にベテランの共著者がおられて、論文の査読に通り、理研が組織として認めて正式に広報から発表された論文を、一個人の捏造・悪意とするのは行き過ぎと思います。これが、著者を記者発表に追い込んだのであり、また病気にもなり、生データが出されない要因にもなり、個人の守るためで仕方ないことと思います。この種のミスは、皆様はあり得ないミスとおっしゃるかも分かりませんが、ミスが生まれた背景、原因まで遡って調査されることが望まれます。理研さんには、ヒヤリハットと同じように、誰でも犯す可能性があるミスと考えて、一緒に防止策を考えると共に、ご本人に対して、職場に復帰して、生データおよびノートの提出、ミスの訂正、実験の継続できるようにされることが望まれます。そのうえで論文の取り下げではなく、訂正あるいは再提出が望まれます。

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