2014年4月16日 (水)

ゴルフと司法試験の類似性

ブロガーとしていつの間にか4年以上経過していた幾波です。

今後ともよろしくお願いします。

 

さて、弁護士は、ゴルフ好きが多い。

お客さんの接待だけでなく、同業者同士の交流においても、ゴルフの機会は多い。

ある時ふと、ゴルフと司法試験の類似性に気付いた。

 

ゴルフにおいて、まずはクラブ選択から始まる。

長さ、角度、シャフトの種類、柔らかさ、初心者向け、上級者向け。

セットで簡単に購入するか、1つ1つこだわるか。

本人の腕の問題と、道具選択が合っているかという問題が発生する。

 

単にスコアを上げるだけなら、易しいクラブで無難にプレーすればよいのだろう。

しかし、上達を目指して、より難易度の高いクラブに挑戦することもある。

いろいろなクラブの評判を聞くと試してみたくなる。

スチールがどうの、カーボンがどうの、グースがどうの、ソールがどうの。

 

さらに、打ち方やフォームについても、こうすればいい、ああすればいいと、多種多様な意見がある。

で、試行錯誤の末、自分に合ったプレースタイルを見つけていく。

 

司法試験において、まずは学説選択から始まる。

判例、通説、有力説からマニアックな学説まで。

初心者向け、上級者向け?、書きやすい学説、書きにくい学説。

受験予備校お奨めに乗っかるか、1つ1つこだわるか。

本人の能力の問題と、学説が使いやすいかどうかという問題が発生する。

 

単に資格試験の合格という意味では、判例や通説で無難に自説を固め、深入りせず淡々と書けばよい。

しかし、それだけでは浅薄な理解になる可能性があるので、評判のいい基本書などを読み漁る。

いろいろな学説の評判を聞くと、読んでみたくなる。

 

さらに、答案の書き方についても、こうすればいい、ああすればいいと、多種多様な意見がある。

で、試行錯誤の末、自分に合った答案スタイルを見つけていく。

 

しかし、最終的には判例、通説で無難に、しかし正確に書くことの重要性に気づき、大半の人はそこへ収まっていく。

 

ゴルフについては、司法試験のように合格まで何年もかからぬよう(?)、王道を行きたいと思う。

 

(すでに何年もかかって未だ100を切れていないことは内緒である。)

 

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