5/9 映画『隣る人』上映と監督とのトークセッション
大阪弁護士会広報室の加藤慶子です。
大阪弁護士会の2015年憲法記念行事のご案内・第1段です。
5月9日(土)に,大阪弁護士会館にて,
『子どもを一人にしない
-生きていくこと、寄り添うこと』と題し,
映画『隣る人』の上映と,
刀川和也監督とのトークセッションがあります!
この映画は,地方のとある児童養護施設のドキュメンタリーです。
私は既に試写会でこの映画を観ました。
・・・本当はここで映画の感想を語りたいくらいです!
子どもたちや登場する人々の心の機微を想像して,
いろいろ熱い思いを感じているのですが,
この感想は,当日ご来場いただいた方とシェアしたいと思います。
ぜひ当日の上映をご期待ください!
しかも,上映後のトークセッションで,
この映画のことを刀川和也監督から,
直々に語ってもらえるというところが,
この企画が素晴らしいゆえんです。
実は,私は既に刀川監督との打合わせ時に,
その語りの一部を聴きました。
映画の行間を埋める背景事情を聞き,
自分が弁護士として関わりを持っている「子ども」や施設の事情と
重なったりして,本当に色々考えさせられました。
そのトークセッションでは,
児童養護施設や里親養育、養護問題を抱える
家庭への支援等について研究されている
伊藤嘉余子さん(大阪府立大学
地域保健学域教育福祉学類准教授)もご参加いただきます。
あまり施設や制度に馴染みのない方でも
きっと分かりやすいものになると思います。
もっとも,映画の主題は,「施設」というだけでなく,
ずっと普遍的なところにあると感じています。
「家」とは何か、「家族」とは何か、
そして、子どもたちのために私達一人ひとりにできることはないか、
ご来場いただいた皆様と一緒に考えたいと思います。