トイレの神様
最近、核家族の家庭が増えてますよね。
先日、ある記事でドイツでの、児童福祉団体の活動の記事に目がとまりました。
核家族の増加は、日本にとどまらずヨーロッパでも同様のようです。
ドイツでも多くの女性が仕事をもっており、近くに両親が住んでいる家庭は子供を預けて働くことができるようですが、そうでない家庭も少なくないようです。
そこで、その団体が行っているのが、里親ならぬ、里祖父母探し。
世の中には、ご縁が無くお子さんがいないご夫婦や、お孫さんがいないご老人も多くいます。そういう方々にベビーシッターのボランティアを募ったところ、多くの希望があり、おじいちゃん、おばあちゃんと遠く離れて住んでいる子供達とを引き合わせるのです。そして、引き合わされた両者は、3ヶ月のお試し期間を経て、お互いの了承のもと、まるで本当の家族のようにお子さんが20歳になるまで里祖父母の関係が築かれるというシステムらしいのです。
お子さんの面倒を、本当の孫のようにみてもらえ、そして、お母さん自身も、子育て、そして人生の相談相手として付き合っていけますよね。反対に孫のいない、ご老人の夫婦にとっても、子供達と関わっていくことによって得るものは非常に多大であるとインタビューで話しておられました。
まさに、現代社会に即したシステムだと、そして、日本でもそのような機関があれば、ニーズがあるのではないかと感じた次第でした。
(ちょっと話は変わりますが)上記のような記事に触れた後、この曲を初めて聞いた時、いろんな祖母との思い出が脳裏をよぎり、久しぶりに祖母の顔がみたくなりました。そう、「トイレの神様」。約12分間の中で語られる彼女と祖母との思い出の歌。
もし、まだ聴いていない方がいらっしゃたら、ぜひ聴いていただきたいと思います。本当に、あたたかい気持ちになる歌です。
敬老の日は過ぎましたが、皆さん、どうお過ごしになられましたか?