2011年4月1日 (金)
空を見上げて
3月11日当日、私は12階の事務所で打合せをしていました。大阪は震度2でしたが、揺れは数分続き、その異様な感覚に、この瞬間どこかで大変なことが起こっていませんようにと心の中で祈っていました。
地震速報で目に飛び込んできたのは、宮城沖で地震が発生したとの情報。宮城沖での地震が大阪にまで伝わっていることに驚きつつ、また、断続的に余震に少し気分が悪くなりそうになりつつもいつもどおり仕事を終えました。
帰宅してテレビから流れる現実とは受け入れがたい光景、時間が経つ毎に明らかになる莫大な被害・・。週末はテレビの前で何も考えられずただただ呆然としていました。
あれから三週間。
弁護士会では阪神淡路大震災の経験を踏まえ、早々に震災に伴う法律問題の研修が実施され、法的ニーズに応えられるよう対応が検討されています。自分にできること、私も微力ながらやっていこうと思います。
関西では、さくらの花がほころび始め、春の空気が広がってきました。
被災地にも春が届くよう、つながる空を見上げて祈っています。