2019年5月22日 (水)

弁護士のバッチ

弁護士のバッチについての◯×クイズです。

 

①弁護士バッチには菊の花がデザインされている

②弁護士は弁護士バッチを借りている

③金バッチと銀のバッチがあり,「金の弁護士」が金のバッチを,「銀の弁護士」が銀のバッチを着けている

④なくした場合はメルカリで買う。

 

 

①×

 

弁護士バッチ(記章)には,菊ではなくひまわりがあしらわれ,真ん中には天秤が描かれています。いつも太陽を向くひまわりのように、常に正しい方を向く,という姿勢を示しています。

 

②◯ 

 

バッチの裏にはそれぞれの登録番号が書かれていますので,一人ひとりに「自分のバッチ」があります。しかし,所有物ではなく,日本弁護士連合会から貸与を受けています。死亡したときや弁護士をやめたときには返さなければなりません。

 

③×。ただし前半は◯

 「証人尋問で『異議あり!』って言いますか」という質問を,特にお子さんから受けることがあります。アニメ「逆転裁判」の影響でしょう。「『異議あり!』という言い方はあまりしない」「『異議』という言い方は実は正確ではない」という話を,民事事件の場合について,なるべく易しくしてみます。

 

尋問の最中の「異議」には,2種類あります。

 

1つは,「質問できる範囲を超えている」という「異議」です。証人尋問は,原告・被告のどちらかが,「この人からこのポイントについて話を聞いてほしい」と申請して行われ,その申請をした側の弁護士がまずは「主尋問」を行います。ところが,「ポイント」からひどく外れる質問がされることがあります。また,主尋問の後に行われる相手方弁護士の「反対尋問」でも,主尋問での話と全く関係ないことが質問されることがあります。こういう場合に,「異議」を言うことができます。

 

2017年12月15日 (金)

冤罪

 東住吉放火殺人冤罪事件をご存じでしょうか。

 

 1995年7月22日,大阪市東住吉区の住宅から出火し,入浴中だった11才の女の子が亡くなりました。後の再現実験などで,ガレージ内の自動車から漏れたガソリンに風呂の種火が引火した可能性が高いことがわかっています。

 

 しかし,1カ月半後,女の子の母親・青木惠子さんとその内縁の夫が,放火・殺人・保険金詐欺の疑いで逮捕されました。ガレージは施錠され外からの侵入が不可能であったことや,女の子に1500万円の保険金がかけられていたことなどから,疑いがかけられたものです。逮捕直後の「ガソリンを撒いてライターで火を付けた」という内縁の夫の「自白」,そしてその共謀を認める青木さんの「自白」を根拠に2人は起訴されました。検察官が主張する犯行動機は不自然であったうえ(例えば保険は勧誘されて入った学資保険でした),この状況でガソリンに火を着けることはほぼ不可能であり,「自白」は客観的・科学的事実に反していたにも関わらず,大阪地裁で2人は無期懲役の判決を言い渡され,2006年,その判決が最高裁で確定しました。「自白」が「放火」を裏付けるほとんど唯一の証拠でした。

 

2017年10月30日 (月)

西天満

 弁護士会や大阪高等・地方裁判所の所在地の住所は,大阪市北区西天満です。

 

1978年に,それまで若松町,老松町,梅ヶ枝町,真砂町などと呼ばれていた地域が西天満になりました。弁護士事務所もたくさんあり,本日現在で調べてみたところ,4445人の大阪弁護士会の会員のうち,1886人がこの住所に事務所を置いていました。

 

弁護士事務所のほか,骨董品の街でもある西天満ですが,特に裁判所の北の老松通り周辺は,最近,グルメの街として俄然注目されています。

 

先日のABCテレビ「今ちゃんの『実は・・』」でも,この地区の3つの飲食店が紹介されていました。「ミシュランガイド」に紹介されている店も多く,2015年版では(2016年版が私の手元に見当たりませんでした・・・),大阪市北区で星がついた44の店舗のうち5つが西天満でした。隣接する北新地などで修行をした方々が独立する際に西天満を選ぶことも多いようで,新しい店も次々と開店しています。

 

2017年8月4日 (金)

公立高校の甲子園

 高校野球検定初級(中級不合格)の高橋です。いつもは法律に絡む話をしますが,今回はとして高校野球の話をします。

 

 夏の甲子園の大阪大会決勝で,大阪府立大冠(おおかんむり)高校が大阪桐蔭高校と熱戦を演じました。約30年前に分校として設置されたこの高校は,破壊力ある打線で,選抜優勝校を最後まで追い詰めました。中村紀洋選手を擁した平成2年の渋谷(しぶたに)高校以来の公立高校の大阪の夏の代表まであと一歩でした。

 

 1970年頃の「私学7強」(浪商,明星,興国,北陽,大鉄,PL学園,近大附属),その後の上宮,大阪桐蔭,履正社などがひしめく大阪で,公立高校の甲子園出場は至難の業です。しかし,終戦直後は公立高校も強かったのです。春の選抜では,昭和24年に北野高校が芦屋高校を破って優勝しました。議員定数違憲訴訟などに取り組んだ大阪弁護士会の故山本次郎弁護士はその中心選手でした。生前は,一死満塁のサヨナラのピンチに北野高校のレフトがライナーを捕球してセカンドに投げてダブルプレー,といった話などをよくしておられたようです。昭和27年の夏には,八尾高校の木村保投手(元阪神)が,予選から本大会の準決勝まで全て完封という史上初の記録で勝ち進みましたが,決勝では芦屋高校に雪辱されました。

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