先月下旬,ソニーが,3.5インチフロッピーディスクの国内販売を2011年3月末に終了すると正式発表しました。

http://www.sony.jp/rec-media/info/20100423.html

 

報道によれば,ソニーは国内の3.5インチフロッピーディスク市場で約7割のシェアを持つ最大手で,ピークの2000年度には国内で約4700万枚を出荷したものの,2009年度は約850万枚に落ち込んだそうです。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1004/26/news030.html

 

当業界では,裁判所にデータを提出する際,「フロッピーで提出して下さい。」と指定されるのが通常ですが,今後は他の記録媒体へのシフトが急速に進むと思われます。

 

それにしても,上記報道で驚いたのが,絶滅寸前の3.5インチフロッピーディスクについて,未だに年間約1214万枚(約850万枚÷0.7=約1214万枚)もの需要が残っていたことです。

 

裁判所へのデータ提出の需要については,仮に,弁護士数を約3万人,データ提出枚数を1人当り月2枚として計算しても,約3万人×月2枚×12か月=約72万枚にとどまります(実際はこの枚数を遥かに下回ると思います)。

 

では,残る約1100万枚もの需要は,一体どこにあるのでしょうか?

他の官公庁へのデータ提出用や,旧型ワープロ専用機のデータ保存用などでしょうか?

詳しい事情をご存知の方,是非,ご教授下さいませ。

通りすがりの

とある事務所の事務員です。

以前、官公庁でアルバイトをしていたことがありますが、その内部のデータの授受もやはりフロッピーでした。(もちろん取引先から頂くデータも全て)
官公庁ともなると規模が大きいですので、やはりそれなりに需要につながっているのではないかと思います。

ただ、私が在籍していた間にもシステムの整備が整い、フロッピーがなくてもデータの受渡ができるようになっていました。

フロッピーが消えて行く波は確実に押し寄せているようですね。

乱文、失礼致しました。

コメントありがとうございます。

コメントありがとうございます。 やはり官公庁向け需要が大きい(大きかった)ようですね。 顧問先や依頼者の方とのデータのやり取りのほとんどは メールの添付ファイルかUSBメモリーで行っておりますので 裁判所向けもこの方向で行くかも知れませんね。 とはいえ,渡しっぱなしでもお互いに負担にならない フロッピーの魅力(低価格かつ小容量)はなかなか捨てがたいですね。

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