「母と子のおやすみまえの小さなお話365」
子供を寝かせる前,あるいはテレビばかり見せてはいけないと思った時,みなさんはどんな本を読んであげていますか?
絵本は,1冊1冊が結構高いですし,大きさも様々ですので,子供の成長とともに,財布にも本棚にも大きな負荷となってきます。
そんなとき,妻が買ってきたのが「母と子のおやすみまえの小さなお話365」(ナツメ社,2,940円)という,赤色のA5サイズのハードカバーの分厚い本でした(厚さ約3.5cm) 。
第一印象は「なんじゃこりゃ。1頁1話なんてあらすじしかわからないじゃない。これで子供が本当に興味を持つのか?」でした。
ところが,今年の8月上旬から読み始めたところ,子供の喰い付きはなかなかで,今でもほぼ毎日続いています。
この本の良いところは,1日1頁,1頁1話であることに尽きると思います。そのおかげで,途中で挫折しにくく,仮に数日さぼってもすぐに再開して追いつけます。
コンテンツは,日本の昔話がメインですが,外国の昔話や神話や童話もたくさん入っています。挿絵が入っていることで,視覚的にも楽しめ,各頁上部の顔マークでどんな内容のお話か分かります(楽しいお話・笑えるお話,悲しいお話・感動するお話,こわいお話・ふしぎなお話,考えさせられるお話,以上4カテゴリー)。
大人である私にとっても,知らないお話がたくさん収録されていて飽きませんし,知っているお話ならこんな風に要約できるのかと感心することもしばしばです。
単純計算で,1話あたり2,940円÷365日=8.05円と財布にやさしいですし,365話も入っている割に本棚でも場所をとりませんので,今や我が家の救世主です。
ただ,ほぼ毎日,妻でなく私が読んでいるので,「父と子の・・・」あるいは「親と子の・・・」と改題してもらいたい今日この頃です。
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