2011年1月10日 (月)
ながめせし間に・・・
1月も,もう10日ですね。
お正月気分に誘われたのか,ふと百人一首のことを
思い出しました。
小学校5年生か6年生の時に,学校の授業で百人一首を覚える
という課題を出されました。
意味はわからないながらも,当時は百首を全部覚えて
カルタ取りにも熱中していたのでした。
そんな風に百人一首に出会った私が,その当時になぜか
一番好きだと気に入っていた歌は,
「花の色は 移りにけりないたづらに
我が身世にふる ながめせし間に」
という小野小町の歌でした。
これは,小町が,『物思いにふけっているうちに,いつの間にか
私も年を取って色あせちゃったわねぇ・・・』という思いを歌ったもの
のようです。
ただ,アラフォー世代になった今の自分ならばともかく,
なぜ当時小学生の私がこの歌をいいと思ったのか,自分でも
わからないんですよね(笑)。
小町がこの歌を何歳の時に詠んだのか,お恥ずかしながら
知らないのですが,今は,いくつになっても年齢に応じて
色あせない花でいられる時代ですよね。
今年も(自分の中では)色あせないでいられるように
心がけたいと思っています☆☆。
2011年が皆さまにとって,素晴らしい年でありますよう
元日に新幹線から撮った富士山の写真をくっつけます。
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