2012年2月6日 (月)

福島の未来

だいぶ時機に遅れた話で恐縮ですが、この前の年末年始は子どもを連れて福島県郡山市の実家に帰省していました。

 

帰省してみると、郡山市には、外遊びを室内でできるという東北最大規模の屋内施設「ペップキッズこおりやま」がオープンしていました。

 

放射能の影響で外遊びができない、制限される子どもたちを思い、地元のスーパーが土地・建物、設備を無償で提供、遊具等も寄付され、郡山市が運営管理する施設で、無料で利用できます(年始のためか、無料のうえに帰りにはお菓子のお土産までもらえました)。

 

水遊びもできる広い砂場、三輪車のサーキットなどもあり、子どもたちが思う存分からだを動かして遊ぶことができます(電車やミニカーなどのおもちゃ、絵本を読むスペースなどもありました)。

 

笑顔あふれる元気いっぱいの子どもたちで大賑わいでした。

 

何にせよ将来を担う子どもたちが元気だというのは福島の将来に強い希望を感じました。

 

そして、それと同時に、これ以上理不尽なことでその笑顔を元気を希望を奪ってはならないという思いを新たにせずにはおれませんでした。

 

この手の施設にはつきものなのかもしれませんが、ペップキッズこおりやまには、子どもと大人にそれぞれ守りごとがあります。

 

『PEP CRED for Children』

 

1 げんきよくあいさつをしましょう

 

2 おたがいたのしくあそびましょう

 

3 きたないことばはつかわないようにきをつけましょう

 

4 おとうさん、おかあさん、スタッフのいうことをまもりましょう

 

『PEP CRED for Leader』

 

1 大人は子どもの見本であることを忘れない

 

2 スタッフの指示を遵守する

 

3 汚い言葉の使用、罵声や叱責をしない

 

4 常に子どもの動きを注目し、子どもの成長を肌で感じ、気づくことを心がける

 

震災と原発事故の影響で大人も子どもも不安を感じずにはいられない厳しい環境のなか、周りのことも気遣ってルールを守って遊ぼうとする子どもたち、なお子どもの見本であれとする大人。

 

福島・郡山の人たちは、どこまでも真っ直ぐです。

 

会津若松市から同志社に学んだ僕としては、次のNHK大河ドラマ『八重の桜』も楽しみです。

 

その辺りのことは次の機会にでも。

クレド

PEP CRED for Leader、いいですね。

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