研修
昨日,大阪弁護士会で開催された弁護士向けの研修で講師を担当させていただいた。
テーマは「民事再生申立基礎研修」ということで,法人の民事再生手続の申立代理人をこれまでほとんど経験したことがない弁護士を対象に,問答形式で民事再生手続の実務のイロハから概説させていただいた。
私の場合,日常業務で民事再生事件や破産事件などの倒産処理業務に携わることが比較的多いため,今回このようなお話をいただくことになったと思われるのだが,研修の準備を進める中で,自らの不勉強を大いに反省させられる場面も数多くあった。
実は弁護士会の研修で講師を担当したのは今回が2回目だったのだが,研修の講師を引き受けると,その準備に莫大な時間と労力を費やさなければならず,実に面倒である。
が,その反面,準備を進める中で新たな発見もあったりしていろいろと勉強になり,自身の研鑽のためにも貴重な機会となっている。
なので,これからも話があれば是非講師をお引き受けしたいと思っているのだが,1点だけ改善いただきたいと強く望んでいることがある。
それは,研修の単位認定についてである。
大阪弁護士会では,毎年研修を受講して一定数の単位を取得しなければならない制度が設けられているのだが,その単位認定については,研修の講師を担当した弁護士の取得単位数が研修の受講者とまったく同じなのである。
事前準備に要する時間や労力を考えると,これではやはり割に合わない感がどうしても拭えない。
この点については是非なんらかの差別化を検討してもらいたいものである。
などと小難しいことはこれくらいにして,これからサイパンに旅立ちます!
金曜の夜に出発して月曜の早朝に帰国するという弾丸ツアーなので,帰った後のことを考えると憂鬱ではありますが・・・。
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