病児保育
先日、ノーベルというNPO法人が主催する病児保育の講演を聴きに行きました。
病児保育??という言葉、皆さんご存じでしたか?私も知人から講演に誘われるまで全く知りませんでした。
正式な定義は、「病気にかかっている子どもに対しても、身体的・精神的・経済的・教育的・論理的・宗教的な発達のニーズを満たす為に、専門家集団(保育士、看護師、栄養士等)によって保育と看護を行い、子どもの健康と幸福を守る為にあらゆる世話をすること」(病児保育マニュアル・全国病児保育協議会)だそうですが、
ざっくりした言い方をすれば、子供が熱等を出して、保育園で預かって貰えないときに、子供を預かってもらうことを言うそうです。
夫婦で働いていると、幼児を保育園に預かってもらうことが多いです。でも、保育園って、子供が熱を出すと、預かってもらえないばかりか、一旦預かってもらっても、両親のもとに電話が入り「すぐに迎えに来て下さい」と言われますよね。そんな状況で、両親とも仕事をどうしても抜け出せない。周りの家族も急には協力できない。そんな時にサポートしてくれるのが病児保育だそうです。
私の妻は、もともと会社勤務をし出産を契機に仕事を辞めるか否か、二人でかなり話しあいました。結局妻は会社を辞めましたが、それ以来、子育てと仕事の両立という話題に興味があり、講演を聴きに行きました。
講演を聴き、子供が出来ても普通に共働きできるような社会を創るには、保育園だけでなく病児保育も必要だと感じました。
もちろん、病気の種類によってはやはり預かってもらえない(たとえば、ワクチンのない伝染病等)、コストの問題等、克服しなければいけないところはありますが、もっと議論が広がっていけばと思いました。
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