アンチエイジング・スーパースター
前注:本稿は,マリリンマンソンのアンチクライストスーパースターという楽曲を聴きながら読むと,30歳を目前にした僕の心象風景がご理解いただけるかもしれません。
先日,中学校の同窓会をしました。
われわれ1983年生まれは,ディズニーランドやファミコンと同い年,今年で30歳を迎えます。
10数年ぶりに会う旧友は,それぞれ結婚したり,子どもがいたり,大人になっていました。
僕が子どものころ思い描いていた30歳・・・・
20代で結婚して,30歳になるころには子どもも大きくなって,幸せな家庭・・・・
しかし,今の僕には何もない。
独身貴族といえば聞こえはいいが,要はただの孤独な大人だ。
同じく30歳になる彼らにはあって,なぜ僕にはないのか。
談笑しながら,ビールを飲みながらも,一抹の敗北感。
そこで,あることに気付きました。
自分の理想の30歳になれないのなら,
僕はただ1人,30歳になることを拒絶すればよいのだと。
その場で僕は宣言しました。
「君たちは今年30歳になる。しかし,僕は30歳になることを拒絶する」
そこから僕のアンチエイジング生活がはじまりました。
若さを保つ方法その1。
肌の若々しさです。
福山雅治氏のラジオにももクロがゲストで出た際,ももクロが福山氏に「どうやったらそんな風に肌を保てるんですか?」と質問しました。
福山氏は,答えて曰く「洗顔料は使ってはいけない。水で十分。保湿に全てをかける」。
40代の福山氏が10代のももクロに肌の手入れについて語る圧倒的説得力。
僕はただちに化粧水と保湿クリームを購入しました。
しかし,僕はこういうものを利用したことがなく,いまいち使い方が分かりませんでした。
化粧水は,「なんでこんなチビチビしか出てけえへんねん」とイライラしましたし,
クリームは適量がわからず,顔中べたべたのまま,寝苦しい夜を過ごすことになりました。
使い始めてから,前よりもニキビ的なものができる頻度も多くなった気がします。
でも,ひょっとしたら,ニキビ的なものができる=若いという証拠なのかもしれません。
つづいて,若さを保つ方法その2。
若々しい肉体です。
周囲でランニングを始めた人が多く,前から気になっていたのですが,
思い切ってランニンググッズをそろえて走り始めました。
最近のGPSウオッチはすごく,走った距離,ルート,速度,ペースなどあらゆる数値を記録してくれます。
その結果をフェイスブック等にアップすることも可能です。
僕も早速アップした結果,先輩弁護士から「才能あるよ」と言って頂けました。
褒められるとうれしくなって,張り切ってしまいます。
その日は11キロ走ったのですが,翌日もゴルフの後にもかかわらず6キロ走りました。
結果,僕のヒザは完全に故障してしまいました。
階段の上り下りすらツライ・・・・。
しかし,根性こそ若さの証です。
故障を治しつつ,現在も走る喜びを味わっています。
最後に若さを保つ方法その3。
気の持ちようです。
人間は,「俺は年を取った」と思ったときから年を取ります。
反対に言えば,「俺はいつまでも29歳だ」と思えば,いつまでも29歳です。
僕はももクロが最大の趣味ですが,
ライブの現場に行くと,ももクロと同世代の若者のファンもたくさんいます。
彼らに負けるわけにはいきません。
でも,正直,この前行ったライブでは,腕を振り上げすぎて,腕が上がらなくなりました。
ライブ後も,若者は仲間達と一緒に「まだ遊ぼーぜ!」という感じなのですが,
僕は宿泊先に戻って,風呂で腕をマッサージしました・・・・。
しかし,気持ちだけは負けてない。
気持ちが負けない限り,まだ負けじゃない。
加齢との勝負もまだ始まったばかり。
これから,ニオイや頭髪とも戦っていかなければならないのかもしれないけど,
僕の勝負はまだ始まったばかりです。
目指すはアンチエイジングの一番星,アンチエイジングスーパースターです。
アンチエイジング
いろいろあきらめていた私も、ハラ先生がこんなにがむしゃらなら、
がんばってみようかと思いました☆
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