若めのおっさんあるいは28歳児の苦悩
1 先日、誕生日を迎えて28歳になった。
僕は早めに司法試験に合格したので、弁護士になってからも「若い、若い」と言われてきた。
徹夜できなくなったし、走ったらものすごく息が切れる。
年齢ばかり重ねても、親の厚意に甘えて暮らしているようでは大人とは言えない。
2 先日、コンビニでビールを買った。
レジの機械が「年齢確認をしてください」とのたまうが、
そう、私は「争いのないおっさん」になってしまったのだ。
ビールを飲みながら考える。
私はいくつまでおっさんであることに争いがあったのだろうかと。
多分、ハタチのころであれば、店員も年齢確認したと思う。
境界線も曖昧なまま、
ひどいではないか。
前もって言ってくれていれば、
そう、たとえば…
…。
…。
彼女を作ることとか。
わかっている。
たとえ、「お前は25歳からおっさんになる」
しかし、誰かのせいにしなければ、
3 私は28歳になったが、相変わらず、
それでも、自分のやりたい仕事が出来て、