弁護士の放課後　ほな行こか～(^o^)丿

１月１日の年始一番のブログ担当という光栄な役を仰せつかったにもかかわらず，年始ぼけですっかり失念しておりました。

皆様，本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて，年始には，百貨店やスーパー，家電店などでは初売り，福袋商戦が活気を呈していました。
それにしても，年々バーゲンが早くなり，そしてその期間が長くなり，セールをする店が多くなるなど不況を反映しているなあと実感させられます。
そして，福袋も今やどの店も出しているという状態です。
開けてみればそれほど欲しいものが入っているはずはないのになぜ買ってしまうというのは宝くじと同じ期待効果なのでしょうか。

私はといえば福袋は買いませんでしたが，百貨店は一応覗いてみました。
しかし，それより，この年末年始は特にどこにも行かなかった代わりに，私のテーマパーク，家電量販店ツアーを敢行しましたのでそのご報告です（ここからかなりマニアックになりますのでご了承ください。）。

女性にはあまり理解されないようですが，男性には家電好きの人が多いように思います。
テレビ番組でも，「家電芸人」などというジャンルが確立されつつあります。
私はもともと文系なのですが機械好きで，機械類など全般と自動車など乗り物系が大好き，ネジがあればまわしたくなるという健全なオタク系男子の資質を持っています。
そして，当然のことながら，家電も大好き，家電量販店は私にとってのテーマパークなのです。
ディズニーランドで１日過ごす自信はありませんが，間違いなく梅田のヨドバシカメラなど大型家電量販店で１日を過ごせる自信はあります。
春秋の新商品発表は意味なくチェックしますし，家電の価格帯については価格ドットコムなみに把握しています。
それら新商品情報や価格情報などを把握するために必要なのが，やはり現地調査，家電量販店ツアーです。
この年末年始も連日，ヤマダ電機，上新電機，ケーズデンキなど家電量販店ツアーを敢行しました。

今やネットでなんでも買える時代ですし，先に述べた価格ドットコムなどの価格情報サイトなども充実しています。
しかし，家電の価格はチラシやネットでは表れない家電量販店の店員との駆け引きによって「真の価格」が表れることが多いのです。
最近では，ポイント商戦にも変化が現れ，IFRS導入を見据えて（ポイント付与時点で損金扱いになるため），ポイントを闇雲につけるのではなく，「現金値引き」を多様化してポイント消費を促すなどしてきています。
その場合の「現金値引き」はチラシ価格には表れません（家電店のチラシにも「価格はご相談ください」という標記が最近多くなっている様に感じます。）。
そして，その価格はまさに「ご相談」しないと分からないのです。

そのためには現地調査を敢行し，売場で知識と値引き権限を持っていそうな店員さんに声をかけて価格を「ご相談」し，真の価格を聞き出すのです（メーカーの販売応援の人には値引き権限がないのでプロパーの店員さんに聞かないとダメです。それも店長クラスの人であるほど裁量が広いのである程度”偉そう”な人に聞くことも大切です。）。

また，店舗では，年式遅れなどのいわゆる「アウトレット品」を扱う
店も最近では多くなりましたが（上新電機などはアウトレット専門店を設けています），それも店舗に行ってみないと分かりません。

そんな訳で，年末年始は私はテーマパーク巡りを敢行し，
特に値引きが激しい年始商戦での最新の家電の価格動向の把握を行ってきました。
次の大きな波は決算期前の３月末です。

え？
そんだけ熱く語って何か買ったのかって？
買うのが目的ではありません（家電マニアは買うまでを楽しみます。）。
宝くじや福袋の期待効果と同じく，何を買おうか，どこで買えば
一番お得かなどを考えている時が一番楽しいのです。
家電マニアに対して，そこに何の意味があるのか聞くのは愚問というより他ありません。