弁護士の放課後　ほな行こか～(^o^)丿

 私がアンパンマンについて調べてみたきっかけは、自宅での家族との何気ない会話からでした。

家族「忘年会で幹事役をしていて、イベントでクイズ大会やるから、問題考えないとあかんねんけど、どういうのをテーマにしたらええやろ。簡単すぎても難しすぎても場がしらけるし、色んな年齢の人参加しているから、また難しい。何かひねりが聞いて、面白いのんないかな？。AKBとかはどうかな？」

私「おっちゃん達、全く分からんのとちがう？」

家族「いやいや、今時のおっちゃんは案外好きな人多くて、よく知ってるんじゃないの」

私「・・・。まあ、AKBもええけど、もっとみんなが知ってるアンパンマンについてのクイズを出してみたら。何か、登場キャラの多さでギネス認定を受けてるみたいやで」

家族「おお、それええやん。そしたら、一個はアンパンマンネタでいってみよー・・・」

その話をしてから、暫く、私の頭の中から、アンパンマンのマーチのメロディが頭から離れませんでした。

小学生の頃から知っているアンパンマン（そういえば、子どもの頃、丸顔で「アンパンマンはきみさー」と、からかわれたこともあったっけ・・・）、歌も何度も聞いたことがあった筈なのに、意外と覚えてないなあと思い、とりあえず、ネットで調べてみました（ネットは便利ですね。本当にすごいと思います）。

アンパンマンのマーチの歌詞、改めて読むと奥が深い。

本当の正義とは何なのでしょうか。

とある記者からアンパンマンマーチについてインタビューを受けている際に、やなせ先生が仰っていたところによると、本当の正義とは、「困っている人を助けることである」とのことです。

アンパンマンの作品の背景には、やなせたかし先生の戦争体験があるようです。戦争で敵を倒すことではなくて、例えば、飢えに苦しんでいる人の空腹を満たしてあげることが、本当の正義なのだと。

そのようなやなせ先生の戦争体験の中から、アンパンマンは、敵をなぎ倒して成敗していくヒーローではなく、空腹の人達に自分の顔の一部を挙げてお腹を満たしてあげる、自分を犠牲にして他人のことを想い、助けてあげることのできる、そんな真実のヒーローとして、誕生したようです。

（ちなみに、初期のアンパンマン（ひらがな表記だったようです）は、普通の人間の男の人で、お腹が空いている子どもにアンパンを配って届けていたそうです。丸顔の可愛いおじさん（笑）知らなかった！）

アンパンのマーチを聴いていると、やなせたかし先生の強い思いと優しさ、暖かさが伝わってきます。

改めて聴いてみて、本当にいい曲であると思いました。

（色々あって落ち込んでいる時や自信をなくした時には、アンパンマンたいそうもよいかもしれません(^o^)）