登山者のマナー
先日、南アルプスの北岳という山に行ってきました。
一般的にはそんなに知られていないかもしれませんが、富士山に次いで日本で2番目に高い山です。
以前にこのブログで登山の魅力についてお話しました。
その中の一つ。
日常のストレスを忘れられること。
今回の登山も完全に日常から遮断された時間でした。
かなり運動不足の状態で行ったので終盤はひたすらしんどくて、とにかく早く地上にたどり着きたいということしか考えていませんでした。
旅行に行くといつも終盤は「帰りたくないな~」と気分が沈んでいきますが、山では無事に帰れることが喜びです。
そんな状態ですから、溜まっている起案のことや悩んでいる事件のことも、山の中では頭から消えていました。
山には他にも大きな魅力があります。
山の中ではほとんどの登山者がとてもマナーがいいことです。
山の中では挨拶は当然。
登山道ではみんな道を譲り合います。
山小屋では食器の片付け、部屋の整理は誰もが当たり前のこととしてしますし、消灯の時間になるとパタリと話声が止みます。
そして、圧倒的に多くの人が親切です。
親切にされると、こちらも相手に親切にしたくなります。
地上でもみんながこんな風に振る舞ったら、どんなに平和な世の中になるだろうと思います。
そんな世の中になったら、もしかしたら私たちの仕事がなくなってしまうかもしれませんが。
こんな経験ができることも山の大きな魅力です。
もちろん地上では見れない景色、現象に出会えることも、しんどくてもまた登りたいと思う理由の一つです。
今回は、「ブロッケン現象」に出会えました。
背中側からの太陽光で霧に虹の輪ができて、その中に自分の影が映る現象です。
下はその写真です。
あいさつ
山の魅力、素敵ですね。
山での挨拶はさわやかでいいですね。
私も犬の散歩のときに、挨拶を心がけようと思います!
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